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マーベル「ホークアイ」クリント・バートンの難聴設定、ジェレミー・レナーが認める

ホークアイ
(L-R): Kate Bishop (Hailee Steinfeld) and Hawkeye/Clint Barton (Jeremy Renner) in Marvel Studios' HAWKEYE, exclusively on Disney+. Photo by Chuck Zlotnick. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ホークアイ」で、ジェレミー・レナー演じるホークアイ/クリント・バートンが、コミックと同じく難聴の設定となっていることがわかった。ジェレミー本人がテレビ番組で明らかにした。

「ホークアイ」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の決戦の後、戦いから離れたホークアイ/クリント・バートンが、平穏なクリスマスを家族と過ごしたいと願いながらもトラブルに巻き込まれていくストーリー。クリスマスまでの6日間が1日1話、全6話構成で描かれる“ホリデー・サバイバルアクション”だ。

Jimmy Kimmel Live!」の司会者であるジミー・キンメルは、「ホークアイ」について「予告編を見るかぎり、コミックとの共通点や、そうでなくとも直接参考にしている点があると思います」とコメント。ジェレミーはこれを肯定し、コミックの読者にはおなじみ、犬のラッキーが本作に登場することも認めた。

予告編では、クリントが家族を車に乗せて見送る場面で、その左耳に器具が装着されていることもわかる。ジミーはこれにも言及し、「コミックのホークアイは耳が聴こえなくなるからですか?」と尋ねた。ジェレミーは「ええ、難聴だから器具を付けているんです」と答えている。

MCU作品では描かれてこなかったが、コミックのホークアイは長らく聴覚に問題を抱えている設定。1983年のシリーズではヴィランとの戦いの中、爆発によって難聴を患った。のちに回復するも、今度は耳を刺されたことで聴覚を失っている。その後、2014年のコミックでは、クリントの聴覚は幼少期に虐待を受けたためだという設定に変更された。ドラマがいかなる背景を採用するかは不明だが、ホークアイと聴覚の問題には深い関係性があるのだ。

なお、ジェレミーによると、ドラマ版は「作品のルックやフォーマットの基礎として、コミックを大いに役立てている」とのこと。なお、シリーズの原案とみられるのは、マット・フラクション作の『マイ・ライフ・アズ・ア・ウェポン』『リトル・ヒッツ』『L.A.ウーマン』『リオ・ブラボー』(小学館集英社プロダクション刊)だ。

ドラマ「ホークアイ」は2021年11月24日(水)よりディズニープラスにて日米同時配信

Source: Jimmy Kimmel Live

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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