トム・ホランドがロバート・ダウニー・Jr.との『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ディープフェイク映像を称賛、リメイク企画の存在事実も示唆

マーベル・シネマティック・ユニバースのスパイダーマン役トム・ホランド、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.をめぐっては、とある動画が世界的に大きな話題を集めている。名作SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)の1シーンに2人の顔を合成したディープフェイク(人工知能を用いた合成)映像だ。マイケル・J・フォックスが演じたマーティの顔がトムに、クリストファー・ロイドが演じたドクの顔がロバートに差し替えられているのである。
映画ファンを驚愕させたこの映像は、トム自身のもとにも届いていた。英BBC Radio 1では、かつて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』リメイクの企画がトムに提案されていたことも本人の口から明かされている。
「(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の)リメイクをやるという話が、過去にまったくなかったと言えばウソになります。だけど、あの映画は史上もっとも完璧な作品、あるいはもっとも完璧な作品のうちのひとつでしょう。あれ以上に良くすることはできません。」
もっともトムは、話題のディープフェイクをしっかり楽しんだよう。「もしもロバートとあのシーンを撮るとしたら、ロバートがお金を出すと思う。彼はいっぱいお金を持ってるし、僕もギャラのためにやりますよ」とジョークを繰り出し、「ディープフェイクには借りができましたね、すごくいい仕事だと思うから」と話しているのだ。ただし「弁護士に電話して訴えるべきかなと思いましたよ、たくさんお金がもらえるし」と、ややリアルなジョークを重ねることも忘れていない。「でもやらなかったのは、素晴らしい動画だったから」。
また米国のテレビ番組「Access」のインタビューでは、トムがこの動画をロバートに送り、「いつ撮りますか?」とのコメントを添えたというエピソードも語られている。つまり、ロバートもこの映像を見ている可能性がかなり高いということである。
ところで、本家『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といえば、今もなお続編を期待する声が聞かれるほどの人気シリーズ。しかしロバート・ゼメキス監督は「ありえない」と断言しており、少なくともマイケル・J・フォックス&クリストファー・ロイドでのカムバックはなさそうだ。しかし、リメイクといえば別問題であろう。トムにリメイク企画の話が届けられたという以上、リメイクを画策している人物が業界にいることは間違いなさそうである。トム&ロバートが演じる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、もちろん観てみたいけれど……!
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Source: BBC Radio 1, Access




























