トム・ホランド、バーテンダーとして実際に働いていた ─『アンチャーテッド』ネイト役を演じるため

ノーティードッグによるアクション・アドベンチャーゲームを実写映画化する『アンチャーテッド』にてメインキャラクターのネイトことネイサン・ドレイク役を演じるのは、『スパイダーマン』シリーズなどのトム・ホランドだ。本作での役作りのため、ホランドはバーテンダーとして実際に働いたことがあるのだという。
長きに渡り企画されてきた実写映画版では、ネイトとベテラン・トレジャーハンターのサリーことビクター・サリバンが、“地図にない場所”に眠る財宝を目当てに大冒険を広げていく。“ネイトの語られざる若き日の物語”が描かれるわけだが、2021年10月に公開された予告編では、ネイトがバーテンダーとして働き、カクテルを華麗に振る舞う姿が捉えられていた。
ネイトがバーテンダーとして働く場面がどれだけ本編に登場するのかは定かでないが、GQによるとホランドは撮影前に、バーテンダーとしての自然な振る舞いを身につけるため、イギリス・ロンドンのラグジュアリーホテル&レストラン「チルターン・ファイヤーハウス」でスタッフとともにシフトに入ることにしたのだという。そこでホランドはカクテルの作り方や、グラスへのスマートな注ぎ方、そしてボトルの投げ方などを実際に学んだとのことだ。
トム・ホランドは徹底した役作りを行う俳優として知られており、『スパイダーマン』シリーズではアクロバティックなスタントを自ら行うため、トレーニングを長い時間をかけて行っていた。『チェリー』(2021)では、イラク戦争によりPTSDを患い、ドラッグ中毒に苦しむ退役軍人役を演じるために、13キロ以上もの体重を落としたのだ。繰り返しにはなるが、バーテンダーとしてのネイトが本編でどれだけ登場するかは定かでない。しかし、どんな些細なことであっても、ホランドは役作りに妥協はしないのだ。
Source: GQ , ScreenRant , Deadline