「ザ・ボーイズ」ホームランダーは「マザーズ・ミルク」に出会うとどうなっちゃうのか

とんでもねぇ外道ヒーローとのエグい闘いを描くAmazon Prime配信ドラマ「ザ・ボーイズ」の中でも、“セブン”のリーダー、ホームランダーのヤバさは別格だ。
この記事には、「ザ・ボーイズ」シーズン1・2のシーン描写が含まれています。
一見、スーパーマンのように強くて逞しく、心優しいスーパーヒーローとして振る舞っているが、その傲慢で冷酷な性格と性癖は常軌を逸している。歪んだ母性愛を渇望するホームランダーは、上司やマネージャーにあたるマデリンの母乳をチュウチュウペロペロするのが好きなのだ。
母乳だいちゅきホームランダーだが、敵対する“ザ・ボーイズ”のメンバーに、“マザーズ・ミルク”という名のメンバーがいると知ったらどう反応するのだろうか?バーチャル開催されたニューヨーク・コミコンのパネルで、ホームランダー役アントニー・スターが答えた。
「ホームランダーは、マザーズ・ミルクのことをブッチャーの彼女か奥さんの代わりの存在だと思いこむんじゃないかな。だから、ブッチャーを脅すために(マザーズ・ミルクを)使いそう(笑)」とアントニー。自分が母乳偏愛家だからと、マザーズ・ミルクの名前をヘンタイ解釈するのではないかということだ。当のマザーズ・ミルク役ラズ・アロンソは「マジかよ勘弁してくれ」みたいな顔で聞いてる。
それはそれで「マザーズ・ミルクにとっては全然うれしくないことだし、(ザ・ボーイズ)全員にとっても楽しいことではないよね」と続けながら、「もしくは、こういうことになるかも」と、ミルクの入ったグラスを取り出したアントニー。視聴者ドン引きシーンを再現する。
口をつける直前、一瞬舌を動かしてから飲み干すと、まるでソムリエのように口の中で転がして愉しみ、そしてまさかのガラガラうがい、クチュクチュゆすぎ。この様子をキャスト一同、「マジかよ勘弁してくれ」みたいな顔で見守っている。しっかり堪能してからゴックンすると、笑顔で「楽しんでね」と言い残し退場したアントニー。ヒューイ役ジャック・クエイドは「ヤメレ」と、キミコ役福原かれんも「オエー(eew)」と苦笑いだ。
ホームランダーの暴走ぶりも加速するシーズン2は、ついに2020年10月9日配信の第8話をもって終了。現在はシーズン3に向けて脚本執筆中。
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