クリス・ヘムズワース主演、ハルク・ホーガン伝記映画は「脚本執筆中」 ─ 『ジョーカー』監督&脚本家がNetflixで放つ

WWEの“超人レスラー”ハルク・ホーガンを描く伝記映画(タイトル未定)は、ただいま脚本作業の真っただ中のようだ。主演のクリス・ヘムズワースが現在の進捗状況を明かした。
ハルク・ホーガンは1970年代にプロレスラーとしてのキャリアを開始し、WWF(現・WWE)の所属レスラーとして人気を獲得。アンドレ・ザ・ジャイアントと対決するスター選手として活躍し、日本では新日本プロレスでアントニオ猪木らと試合を展開。着ているTシャツをビリビリに破るパフォーマンスも有名だ。ちなみに「ハルク・ホーガン」というリングネームの由来となったのは、マーベルの緑色の巨人・ハルクである。
マーベル・シネマティック・ユニバースのソー役でおなじみのクリスは、本作で“ハルク”を演じるわけだが、いまだ映画の内容については多くを知らされていない模様。米Screen Rantでは「まだ脚本を読んでいないんです。僕が知るかぎり、まさに執筆されているところです」といい、「ほんの少ししか知りません。まだ作業の最中ですからね」と語った。
本作の監督を務めるのは、『ハングオーバー!』3部作や『ジョーカー』(2019)のトッド・フィリップス。脚本は『ジョーカー』のスコット・シルバー、『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(2017)のジョン・ポローノが執筆する。既報によると、物語はハルク・ホーガン(本名:テリー・ジーン・ボレア)がレスラーとして成功するまでの道のりや全盛期に焦点が当てられるという。クリスいわく、製作陣は「(ホーガンの)知られていない側面を描こうとしている」そう。「僕もすごく魅力を感じています。みなさんと同じくらい楽しみですね」。
プロデューサーに就任しているのは、クリスとフィリップス監督、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)のマイケル・シュガー、俳優のブラッドリー・クーパーほか。製作総指揮・監修としてハルク・ホーガン自身も携わる。なお本作はNetflixが手がけ、クリスとは『タイラー・レイク -命の奪還-』に続いてのタッグとなる。
Source: ScreenRant