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ディズニーCEO、今後の『スター・ウォーズ』新作は「慎重にやっていく、これまで少しアグレッシブすぎた」

スター・ウォーズとライアン・ゴズリング

企画倒れが相次ぐ『スター・ウォーズ』新作映画の今後の企画について、米ディズニーCEOのボブ・アイガーは、慎重な開発をおこなう意向を示した。米モルガン・スタンレーのイベントでのスピーチを米The Hollywood Reporterが伝えた。

ディズニーは2012年にルーカスフィルムを傘下に収めて以来、数々の映画やドラマ作品を新たに手がけた。2015年公開の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は全世界累計20億ドル超の大ヒットとなり、歴代5位を記録している。

これまでに5本の『スター・ウォーズ』映画を公開したが、2018年の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2億7,500万ドルとされる製作費に対し、世界興収3億9,292万と大苦戦。ほか、気鋭・注目クリエイターによる新映画企画を続々と発表したものの、そのほとんどが頓挫に終わっている。数日前には、ケヴィン・ファイギやパティ・ジェンキンスによる新作映画が棚上げになったとも報じられたばかりだ。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

この度のイベントでアイガーは、「『スター・ウォーズ』では、ジョージ・ルーカスによる最初の6作を引き継ぐ、サーガと呼ばれる3つを製作しました。これらは興行的にも非常に成功しました。もっと言うと、とてつもない大成功でした」とレガシーを振り返る。一方で、スピンオフ作品である『ローグ・ワン』(2016)と『ハン・ソロ』については、次のように反省した。

「『ローグ・ワン』はなかなか成功しましたが、しかし『ハン・ソロ』は我々にとって少しガッカリでした。作品の頻度が少しアグレッシブすぎたかなと、一時停止して考えさせられるきっかけになりました。」

アイガーによれば、『ハン・ソロ』の不振を受け、ディズニーとルーカスフィルム内では「少し手を緩めようということになった」。現在、いくつかの新企画が動いていることについて、「今も開発は行っています」としながら、「これからは、映画を製作するときには、それが正しいものであるかをきちんと確認するつもりです。深く注意を払ってまいります」と慎重な構えを示した。

「マンダロリアン」などのドラマシリーズがファンに好評である一方、新作映画企画にはなかなかフォースの御加護がない。これまでいくつもの企画が発表後の中止を繰り返している。先述したようにケヴィン・ファイギやパティ・ジェンキンスの企画は潰れ、『最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督による新企画も当面は動かない見込み。残存しているのは、脚本執筆中であるというタイカ・ワイティティの企画と、『フリー・ガイ』(2021)ショーン・レヴィの企画、「LOST」(2004-2010)デイモン・リンデロフの企画だ。

多くのファンは、焦らずに良質な作品が製作されることを願っている。フォースと共にあらんことを。

▼ 『スター・ウォーズ』の記事

Source:The Hollywood Reporter

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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