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『最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン版『スター・ウォーズ』新3部作、「スケジュール次第で」まだ可能 ─ ルーカスフィルムとの話し合い継続中

ライアン・ジョンソン
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/25070162628/

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督が新たに手がける『スター・ウォーズ』新映画3部作は、まだ企画として続いているようだ。

ジョンソン監督は自身のヒット作続編『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』のリリースを控え、米メディアのインタビューに応えた。監督は『最後のジェダイ』当時よりルーカスフィルムから新たな映画3部作を託されている。一時は事実上の棚上げ状態と見られていたこともあったが、この頃はまだ企画が活きていることを話すようになった。この度のインタビューで、ライアンは次のように話している。

「キャシー(キャサリーン・ケネディ、ルーカスフィルムCEO)とは話をしていますし、いまだに話していますよ。『最後のジェダイ』の製作は素晴らしかった。あとはスケジュールの問題ですね。とりあえず僕は、(『グラス・オニオン』)を出して、次回作を作って。どうなるかはわからないけど。」

自身の新作『グラス・オニオン』は2022年12月23日にNetflixでリリース予定で、『ナイブズ・アウト』ではさらにもう1作を製作することになっている。監督の言うとおり「スケジュールの問題」で、身体が空きさえすれば再着手の意向はあるようだ。インタビューでは、「本当に実現するんですか」と念押しされ、「いやぁ、そうだったらいいんですけど」と答えた。

ライアン監督のオリジナル企画『ナイブズ・アウト』前作はアカデミー脚本賞の快挙に輝き、続編『グラス・オニオン』も海外先行レビューでは大評判。ダニエル・クレイグを主演に据えたこの独自の3部作を成功させて評判を高めれば、箔をつけて『スター・ウォーズ』に復帰することになるだろう。『最後のジェダイ』をめぐってはファン賛否があるものの、ルーカスフィルムは先を見据えてライアン監督をしばらく捕まえておきたい意向があるかもしれない。

Source:Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。