クリス・エヴァンス、『イコライザー』監督のSF映画を離脱 ─ 後任者マーク・ウォールバーグが出演交渉中

『アベンジャーズ』シリーズをはじめ、マーベル・シネマティック・ユニバースのキャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスが、新作SF映画『インフィニット(邦題未定、原題:Infinite)』を離脱したことがわかった。
米Varietyによれば、クリスが『インフィニット』を離脱したのはスケジュールの都合によるものだという。クリスは2019年2月に本作への出演契約が報じられていたが、プロジェクトへの参加継続が難しくなったため、後任者として『ディパーテッド』(2006)や『ザ・ファイター』(2010)などのマーク・ウォールバーグが契約交渉に入っているという。
マーク・ウォールバーグは『ディパーテッド』(2006)や『ザ・ファイター』(2010)のほか、近年は『トランスフォーマー』シリーズ、『バーニング・オーシャン』(2016)『パトリオット・デイ』(2016)『マイル22』(2018)といったピーター・バーグ監督作品に多数出演している。
『インフィニット』で監督を務めるのは、『イコライザー』シリーズや『マグニフィセント・セブン』(2016)のアントワーン・フークア。マークとは『ザ・シューター/極大射程』(2007)でタッグを経験済みだ。
本作は、米国人作家D・エリック・マイクランツが2009年に発表した小説『The Reincarnationist Papers(原題)』を映画化するもの。前前世の記憶に脅かされる男エヴァン・マイケルズは、同じ秘密を抱えた人々が結成した秘密組織「コグノミア」と出会う。1世紀以上にわたって存在してきたコグノミアのメンバーは、前世以前の完全なる記憶を保有し、人類史においてエージェントとして活動してきたのだ。エヴァンは組織に加わろうとするが……。
脚本は『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016)監督のジョン・リー・ハンコック、『Z Bull ゼット・ブル』(2018)のイアン・ショアが執筆。プロデューサーは『トランスフォーマー』シリーズなど多数の映画やドラマを手がけるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラらが担当している。
映画『インフィニット(邦題未定、原題:Infinite)』は2020年8月7日に米国公開予定。
Source: Variety