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『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』ドラマ化決定 ─「ブレイキング・バッド」製作者が手掛ける

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
© Warner Brothers 写真:ゼータイメージ

吸血鬼を題材にした名作小説『夜明けのヴァンパイア』。トム・クルーズ&ブラッド・ピット共演、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)として映画化もされた同小説が、このたびドラマシリーズ版として復活することが決定した。アン・ライス(原作者)の全小説の権利を持つ米放送局「AMC」および、ストリーミングサービス「AMC+」より、2022年に米放送・配信となる。Deadlineなどが報じている。

原作となる『夜明けのヴァンパイア』では、吸血鬼と自称する謎の男がその数奇な人生について、ひとりの記者の取材を通して紐解く様子が描かれている。全8話となるドラマシリーズにて指揮を執るのは、AMCと包括契約を結んでいるマーク・ジョンソン。「ブレイキング・バッド」(2008-2013)「ベター・コール・ソウル」(2015-)など、数多くの名作を世に送り出してきた逸材だ。クリエイター・ショーランナー・脚本家として起用されたのは、HBOドラマ「ペリー・メイスン」(2020-)などのロラン・ジョーンズ。AMCスタジオと同じく包括契約を結んでおり、ジョンソンと共に製作総指揮も兼任する。

製作発表に際してジョンソンは、「アン・ライスの革新的で非常に魅力的な作品をドラマ化するという挑戦には、恐怖感もありながら爽快感もあります」と意気込みを語っている。

アン・ライスのファンと、彼女の作品を今まさに知ろうとしている視聴者の両方を興奮させて、楽しませることが出来ると強く信じています。1973年、悲しみに暮れる母親と並外れた作家(アン・ライス)は、ブラム・ストーカーに敬意を払いつつ、史上最高の吸血鬼小説となる作品を書き始めました。それから50年近くが経ったいま私たちは、何を求められているのか、そしてこの小説とその続編作が、ファンにとってどれほどの意味を持つのかを理解しています。[中略]ルイとレスタトが身を潜めていたところから出てきて、皆さんと再会することが待ち遠しいです。」

なお、AMCはこのたびのドラマ版を皮切りに、『夜明けのヴァンパイア』からはじまる『ヴァンパイア・クロニクルズ』シリーズをフランチャイズ化する計画にあることも発表している。

ドラマ「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は、2022年に米放送・配信予定。

Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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