『アイアンマン』ポストクレジットシーン、幻の未公開版が解禁される

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の記念すべき第一作『アイアンマン』(2008)のポストクレジットシーンには、幻の未公開版が存在した。同作を手がけたジョン・ファヴロー監督が、テレビ番組「Jimmy Kimmel Live!」にて公開した。
この記事には、映画『アイアンマン』のネタバレが含まれています。
MCUを始動させた最大のキーパーソンであり、ハッピー・ホーガン役として『アイアンマン』『スパイダーマン』シリーズに出演、『アベンジャーズ』シリーズでは製作総指揮を務めてきたファヴローは、『アイアンマン』のポストクレジットシーンがその後のMCUを形づくったことについて、撮影当時をこのように振り返っている。
「サム(サミュエル・L)・ジャクソンのニック・フューリーは極秘の撮影でした。(撮影が)休みの日にサムを招いて撮ったんです。僕はサムのファンで、『スター・ウォーズ』どころか(クエンティン・)タランティーノの映画、インディペンデント作品時代から大好きでした。目の前にいるのがうれしかったし、レザージャケットにアイパッチ姿でセットにいるなんて。彼は本物のギークで、コミック文化やSFを愛しているんです。」
『アイアンマン』のポストクレジットシーンでは、トニー・スタークが自身のリビングに戻ると、そこにS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーが待ち構えている。トニーが「私がアイアンマンだ」と宣言したことを受け、「スーパーヒーローは君だけじゃない」との言葉を投げかけるのだ。「あなたは?」と尋ねられると、「ニック・フューリー」と答える。
もっともファヴローは、「別のテイクをやってもらいました。映画に使えないことはわかっていましたが」と告白。「冗談じゃなくて、本当に撮ったんですよ」。その映像が以下のものである。
この映像は完成版とはフューリーの台詞も異なっており、トニーに「ビジネスの話をしに来たんだよ」などと口にする。極めつけは自己紹介で、「あなたは?」と尋ねられたフューリーは「私はニック・フューリーだ、マザーファッカ(motherfucker)」と口走るのだ(放送では音声が規制されている)。
この口調は“サミュエル節”とも言うべきもので、これまでに数え切れないほど映画の中で口にしてきたもの。基本的にファミリー向けであるMCU映画では残念ながら聞くことができないが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ではこれを逆手に取ったユーモアも用意されていた。
MCU始動から15年、サミュエル演じるニック・フューリーは、2023年には「シークレット・インベージョン(原題)」と『ザ・マーベルズ(原題)』に登場予定。本格的なカムバックは『キャプテン・マーベル』(2018)以来だから久しぶりとなるが、今度はどんな活躍を見せてくれるのか。
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