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MCUドラマ「シークレット・インベージョン」予告編が公開 ─ ニック・フューリー、スクラル人の地球侵略に対峙

シークレット・インベージョン
(c) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「シークレット・インベージョン(原題:Secret Invasion)」の予告編が公開された。2022年9月10日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて初披露となった。

「シークレット・インベージョン」はコミックに基づき、スクラル人が以前から地球に潜伏し、ひそかに侵略を進めていたという設定のスリラー作品。地球に戻ってきたニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)が、スクラル人のタロス(演:ベン・メンデルソーン)とともに、人間たちの中に潜んでいるスクラル人の派閥に対処することになる。

予告編では、地球に戻ってきたフューリーに、マリア・ヒルが「あなたはずっと地球を避けていた。何度も助けを求めて電話をしたのに、いつも留守電に繋がってばかり」とぼやく。フューリーは「今回は違う」と言い、ジェームズ・“ローディ”・ローズ(演:ドン・チードル)に面会。フューリーが「君は自分の警護のことをどれくらい知ってる?」と尋ねると、ローディは「“どれくらい知ってる”とはどういう意味だ?」と答えた。

続いて映し出されるのは、久々の登場となるエヴェレット・ロス(演:マーティン・フリーマン)や、カルメン・イジョゴ演じる謎の女性がピストルを手にする様子、人間姿のタロスが「フューリー、本当に気をつけないとな」と口にする場面。タロスがキングズリー・ベン=アディル演じる男につかみかかると、周囲の男たちはみな同じ顔をしていて……。オリヴィア・コールマン演じる女性は、フューリーに「あなたはこの戦いに臨める状態じゃない」と告げる。そのほか、エミリア・クラーク演じる女性も姿を見せる。ポイントは、おなじみの顔ぶれ以外、その役どころが一切わからないことだろう。

映像の最後に、フューリーは「これは俺ひとりの戦いだ。彼らと、彼らが望むものの間にいるのは俺しかいない」と語る。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)を彷彿とさせる、あるいはそれ以上にシリアス&ハードな作風が期待できる本格スリラーだ。

シークレット・インベージョン
(c) 2022 Marvel
シークレット・インベージョン
(c) 2022 Marvel

脚本・製作総指揮は「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のカイル・ブラッドストリート。監督は『すべてが変わった日』(2020)のトーマス・ベズーチャ、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」(2018)などで知られるアリ・セリムが務める。

出演者はサミュエル・L・ジャクソン&ベン・メンデルソーンのほか、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズ、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードル。「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のエミリア・クラーク、『ファーザー』(2020)のオリヴィア・コールマン、『あの夜、マイアミで』(2020)のキングズリー・ベン=アディルらが新たに参加する。

ドラマ「シークレット・インベージョン(原題)」は2023年、ディズニープラスにて配信開始

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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