『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にコミック原作者が太鼓判!「絶対にガッカリさせない」

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成となる映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』および『アベンジャーズ』第4作(正式タイトル不明)に、マーベル・コミックの重鎮が太鼓判を押した。
2008年『アイアンマン』から10年間続いてきた物語にひとつの区切りをつける両作品は、従来作品に登場したマーベル・ヒーローが闇の帝王サノスに戦いを挑むというストーリー。ユニバース史上最強の敵を演じるのは、数多くの映画で抜群の存在感を見せつけてきたジョシュ・ブローリンだ。
このたび、コミックの世界にサノスを産み落としたライターのジム・スターリン氏が『アベンジャーズ』第4作の撮影現場を訪れたという。秘密保持の誓約書にサインしたというジム氏は、ネタバレを避けながらも、映画の内容やキャスト・スタッフの仕事ぶりに大きな賛辞を述べているのだ。
原案コミックの原作者が太鼓判
ジム氏がサノスを初めてコミックに登場させたのは、1973年2月に刊行された『アイアンマン』#55。その後もサノスを定期的に描き続け、1991年には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の原案コミックとされる『インフィニティ・ガントレット』の原作を手がけている。いわばジム氏はサノスの生みの親であり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』という作品のストーリーの生みの親でもあるわけだ。
そんなジム氏は、映画の撮影現場でキャスト・スタッフから非常に手厚い歓迎を受けたようである。同氏は自身のFacebookページにて、「一番驚いたのは、みんながやっていることを私たちにも快く教えてくれたことでした。2本の映画について、思っていたよりもはるかに多くのことを知ることができました」と記している。
しかしながら秘密主義を徹底するマーベル・スタジオゆえ、ジム氏であってもその内容を外部に話すことは許されない。言葉を選びながら、彼はファンに対してこのようなメッセージを送ったのだった。
「世界中のサノス・ファンには、君たちがガッカリすることは決してないと言いたい。2本の映画が過去のマーベル映画とあまりに違うことに、みんなが楽しみ、衝撃を受けると心から信じています。私たちが大好きなマッド・タイタンを、コミックの世界からマーベル・シネマティック・ユニバースへと導いてくれたジョー&アンソニー(・ルッソ監督)、クリス(トファー・マルクス)&スティーヴン(・マクフィーリー。脚本家)、ほかの仲間たちを私は信頼しているんです。私の一人目の子供が、幸せをぶち壊すために巣立っていった。父親にとって、これ以上望むことがあるでしょうか?」
サノスを演じるジョシュやジョー・ルッソ監督は、これまでサノスというキャラクターについてあらゆる場面で語っていた。監督が「新世代のダース・ベイダーにしたい」と思いを述べれば、ジョシュは「知性的なキャラクター」で「深みがある」と説明してきたのである。これまでの映画では豪快なビジュアルと残酷さが強調されてきたものの、実はマーベル・ユニバースきっての知性派ヴィラン、その本領発揮に期待しよう。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
Source: https://www.facebook.com/JimStarlinfanpage/photos/a.403843603033198.104488.396963960387829/1496744677076413/
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