『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で「お別れすることになる」 ─ 本当に「終わり」描く、ロバート・ダウニー・Jr.ら証言

ついに”最強の敵”が、”最悪の脅威”が現れる。…と言われたところで、観客はもうピンとこないかもしれない。映画の中では、”最強の敵”とか”最悪の脅威”と呼ばれるものがこれまで幾度となく地球を襲い、その度に(映画の中の)我々はドラマチックに救われてきた。世界滅亡のシナリオなど、年に数回は目撃しているのだ。

しかし、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)は本当に世界を終わらせにかかってくるのかもしれない。少なくとも、観客がおよそ10年慣れ親しんだマーベル・シネマティック・ユニバースの世界を、だ。

「洒落になってない」


招かれざる終焉をもたらすのは、まさに”最強の敵”であるタイタンの帝王サノスである。予告編映像内では「宇宙にバランスをもたらすのに、楽しさなど考えない。だがこいつは…、どうも笑ってしまう」と桁違いのスケールを示唆したサノスによる脅威の深刻さは、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.による表現をもってしていよいよ現実味を増していく。Entertaniment Weeklyのインタビューで答えている。

「本音を言うとね、”もうお終いだ!世界が終わる!これで永遠におしまいなんだ!”と言わせておいて…、終わりませんでした、っていう映画にはもう飽き飽きなんですよ。でも今作はそうじゃない(笑)。洒落になってない。首が飛ぶようなシナリオなんです。」

マーベル・シネマティック・ユニバースのファンにとって、『インフィニティ・ウォー』は近年最も楽しみな映画であるのと同時に、最も恐ろしい映画でもある。大好きなヒーローたちの、いずれかの運命が途絶えてしまうような悪寒がするのだ。『インフィニティ・ウォー』脚本のクリストファー・マーカスからも、ヒーローのうち何人かが去り、また何人かは犠牲となり、戦いに敗れることが示唆されている。クリストファーは『インフィニティ・ウォー』について、「お別れ、と言う事ができる」と伝えているのだ。

マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギも、『インフィニティ・ウォー』でひとつの「終わり」を迎えるという点を強く意識したという。同じくEntertainment Weeklyに向けてこう語っている。

「エンディングとか、フィナーレなんだという概念に、我々は大部分でとても惹かれていました。こういうジャンルでは、あまりお目にかかれるものではないですからね。」

 

2008年の『アイアンマン』第一作より始まったユニバースは、今まさにひとつの転換期を迎えようとしているのだろう。その皮切りとも言える『インフィニティ・ウォー』において、ロバート・ダウニー・Jr.は、「規則にならうのはやめて、“でも、こんなことをしたら、もう決定打だよね”ということをやっていく」という覚悟を明かしている。「それでいいんです。変化のために、決定打をやろう!

『インフィニティ・ウォー』予告編映像内のサノスによる「どれだけ足掻こうが、どうせ無駄なのだ。恐れ、逃げるが良い。それが運命なのだ」の言葉は、決して脅し文句ではないということだろう。マーベル・シネマティック・ユニバースにおけるいずれかの運命は、本当に終わってしまうのだろうか。2018年4月27日、全滅へのカウントダウンが始まる。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source:EW(1,2

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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