『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ホークアイ続報 ― 「長めのストーリーを用意した」監督が明言

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソー、スパイダーマン、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなど並び立つヒーローをさしおいて、今(ある意味)もっとも大きな注目を集めているのがクリント・バートン/ホークアイだ。
マーベル・シネマティック・ユニバースの黎明期から登場しているにもかかわらず、本作のプロモーションには予告編やポスターをはじめとしたほぼ全媒体で一切姿を見せず、果たして本当に出てくるのか、出てくるとしてどれくらいの出番なのか、ファンの間では心配の声が広がっていたのである。
幸い、最近になって小道具スタッフが本編への登場を保証し、その“不在”の理由が物語に関係しているらしいことも明らかになった。問題は、どんな経緯を追ってホークアイがストーリーに関わるのか、そしてなぜ姿を見せないのかということである。
このたびアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、ホークアイの存在/不在に関する新たな情報を提供している。
「長めの物語を用意した」
英JOE.ieのインタビュアーは、両監督に対して「ホークアイはどこですか?(Where is Hawkeye?)」と一言。アンソニー監督が「すべてわかりますよ」と明言を避ける中、ジョー監督は新たな切り口でその存在に触れてみせた。
「僕たちは“忍耐は美徳である(Patience is a virtue.)”と言ってるんですが……2回(アカデミー賞に)ノミネートされてるジェレミー・レナーを忘れるわけないですよね(笑)。彼のために、ちょっと長めのストーリーを用意しましたよ。決して短いものではなくて。」
以前ジョー監督は、ホークアイについて「彼自身の旅に出ている」と発言。また、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で出番の少ないキャラクターは『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』でしっかり登場することも示唆していた。
これまで何度も言及され、また推測されてきたことではあるが、やはりホークアイには『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から第4作にまたがる「長めのストーリー」があるものとみられる。闇の帝王サノスとの対決にどう参戦するかも気になるが、まずは「彼自身の旅」がどう展開し、どんな変化が起こるのかを楽しみにすべきなのかもしれない。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。それにしてもルッソ監督、どんどんファンをじらすのが上手になっているのでは……?
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html
Source: JOE.ie