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ドクター・ストレンジ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でどう変化する?単独映画から現在までをカンバーバッチ自身が解説

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成、映画アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの予告編において、数多のヒーローの中でも異質の存在感を発揮するのがベネディクト・カンバーバッチ扮するドクター・ストレンジだ。単独映画『ドクター・ストレンジ』(2016)、少ない出番で印象を残した『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を経て、3度目の登場にしてこの貫禄。キャラクターとしての重要性が存分にうかがえるというものである。

では、単独映画の公開時にはトニー・スターク/アイアンマンと比較されて語られることも多かったスティーヴン・ストレンジは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』までにどんな変化を遂げたのだろうか? 英ロンドンでのプレミア・イベントにて、ベネディクト・カンバーバッチ本人が解説している。

『ドクター・ストレンジ』から『インフィニティ・ウォー』まで

ドクター・ストレンジにとって、アイアンマンやスパイダーマンといったヒーローとの本格タッグはかつてなかったこと。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもストレンジの内面には変化が起こるとして、ベネディクトは「興味深い進化ですよ」と述べている。

「1作目(『ドクター・ストレンジ』)の最後、(ストレンジは)非常に陰のある人間だったと思います。未熟ながらも、真のヒーローであることとは、自分の望みや利己的なところを犠牲にして、もっと無欲になること、誰かの役に立つことなんだと考える。孤独な立場ですよね。クリスティーンの唯一の痕跡である時計を、そして窓の外を見た時、彼にはヒーローとしての顔が現れていたんです。」

その後のストレンジに起こった変化は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』でソーやロキと対面した際にも見え隠れしている。「ソーを引っ張り回してましたよね」と語るベネディクトは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』におけるストレンジの役割がその延長線上にあることを示唆した。

「この映画でストレンジは、ほかのみんなと同じように、出来事のスピードによって常に不意を突かれるんです。危機が迫るし、事件や脅威は基本的に彼ら(ヒーローたち)を超えてくる。全員が生き残りのゲームに参加するようなものですね。
けれども彼は、少しだけ(全員の)先を行って、ある洞察をもって存在しているようなんです。そして、もう少し成熟した者であろうとする。1作目のように怒りっぽかったり、傲慢でナルシスティックではないんですが、それでもコメディの要素はありますよ。」

ストレンジといえば、闇の帝王サノスが狙うタイム・ストーンを所有している人物。それゆえに彼は「個人的な課題」にも挑まざるを得なくなるようだが、同時にその能力ゆえだろう、他のヒーローたちとは少し違う視線で出来事を捉えることにもなりそうだ。そういえばカンバーバッチは、演じる上で物語全体を把握する必要があるとして、脚本をすべて読むことが許されていたのである(製作上の秘密主義ゆえ、多くの出演者には認められていなかった)。

傲慢な医師だったスティーヴン・ストレンジは、その能力によってどんな活躍を見せ、ヒーローたちに何をもたらすのか? 巧妙にネタバレを回避するカンバーバッチのコメントからは、さらなる変化の可能性がありありとうかがえる。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source: HUG

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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