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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』予告編、ほぼネタバレなし!クリス・ヘムズワース「こんなに見せないんだって思った」

2017年11月、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編が全世界で公開され、すさまじい話題を呼んだ。ヒーローたちがスクリーンに集結する、マーベル・シネマティック・ユニバースの“集大成”では、闇の帝王サノスの地球襲来という史上最大の事件が描かれることになる。

この予告編が解禁されるや、全世界のファンたちはその内容を全力で分析した(THE RIVERでも画面の隅々までチェックする解説記事を公開している)。しかし浮かび上がってくるのは、なにやら本編のキーになりそうな情報の断片ばかり。そこに重大なネタバレは含まれていたのか、はたまた断片は断片でしかなかったのか……? ソー役のクリス・ヘムズワースが、米IGN誌にてこの予告編の印象を語っている。

予告編でも徹底される“秘密主義”

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』について、マーベル・スタジオはこれまで尋常ならざる秘密主義を貫いてきた。出演者ですらその内容をすべて把握しておらず、スパイダーマン役のトム・ホランドに至っては、自分の戦う相手すら知らされないままアクションシーンの撮影に臨んだというのである。

むろん、そうした姿勢は先日公開された予告編にも徹底されていたようだ。ヘムズワースは、自身が予告編を見た感想や、本作を手がけるアンソニー&ジョー・ルッソ監督とのやり取りをこう振り返っている。

「(予告編で)内容はほとんど明かされていません僕も映像を見ていて、“えっ、こんなに出さないんだ”って思いましたから。それにジョー(・ルッソ監督)も、“何も知らせなくていいんだよ、みんなは全部知りたいんだし”って言ってましたしね。“ストーリーは説明するんですか?”って聞いたら、“しなくていいよ”って(笑)。」

そうして仕上がった予告編を、ヘムズワースは「クールなモノの寄せ集め」と形容している。「(出演者の)みんなが興奮してましたね。お互い目を見合わせて、“スゴい、この映画の一部になってるんだ”って。撮影現場で仕事してると、作品の全体を見るのが難しくて。予告編を見て、ああ、これに出てるんだな、って思ったんです。」

ちなみに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編において、ソー=ヘムズワースの見せ場といえば、最後にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとの対面を果たしている場面だろう。個性豊かなメンバーとソーは一体どんな関係を築けるのか、そのうちの誰かと仲良くなることはあるのだろうか?

「特に誰とも……あんまり多くは言えないんです。でも、彼らのリアクションでわかりますよね。(ソーは)“マジでどうなっちゃったんだ? ここはどこで、こいつは誰、こいつらは誰なんだ?”って思ってる。アライグマがいるし、木の男もいるし…かなり混乱してるんですよ。」

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

Source: http://www.ign.com/articles/2018/01/09/how-much-plot-does-the-avengers-infinity-war-trailer-give-away
©THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。