ジェームズ・フランコ、アクション映画で主演復帰へ ─ 名優トミー・リー・ジョーンズと共演

『スパイダーマン』シリーズや『ディザスター・アーティスト』(2017)のジェームズ・フランコが、名優トミー・リー・ジョーンズと共演するアクション・スリラー『The Razor’s Edge(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
監督・脚本は、ケヴィン・コスナー&カート・ラッセル出演『スコーピオン』(2001)のデミアン・リヒテンスタイン。過去を捨てた元マフィアの殺し屋が、娘を誘拐され、愛する女性が危機にさらされたことから、最後の危険な任務に立ち上がる。ところが、より凶暴な殺し屋が彼を追っており……。
プロデューサーは『イット・フォローズ』(2014)や数々のブルース・ウィリス映画を手がけてきたコーリー・ラージ。製作発表にあたり、「ジェームズやトミー・リーという素晴らしい才能と契約し、『The Razor’s Edge』を大スクリーンに届けられることに興奮しています。デミアンによる脚本の主人公たちを演じるにふさわしい方々です」とのコメントを発表した。
撮影は2024年6月25日よりジョージア州で開始される。海外セールスはRed Sea Mediaが担当し、カンヌ国際映画祭の併設マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」でバイヤーに披露されるということだ。
『スプリング・ブレイカーズ』(2012)や『ディザスター・アーティスト』の演技が高く評価されたフランコだが、2018年には複数の女性から性加害の告発を受け、翌2019年には別件で集団訴訟を起こされている。この裁判は2021年に和解しているが、その他のケースが完全に解決しているかは不明。同じく2021年には、性依存症の治療に取り組んでいることを明らかにしていた。
本作に先駆け、フランコは2022年に映画『Alina of Cuba(原題)』のフィデル・カストロ役で業界復帰を果たしている。しかしながら、同作は撮影終了しているものの現時点で未公開。理由は不明だが、本作も配給元を見つけられるかがひとつの課題となりそうだ。
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Source: Deadline