ジェレミー・レナー、映画撮影中に肘・手首を骨折 ― 『アベンジャーズ』撮影再開までには回復へ

マーベル・シネマティック・ユニバース作品でのクリント・バートン/ホークアイ役、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)と続編でのウィリアム・ブロント役など、アクション映画に多数出演する俳優ジェレミー・レナーが、映画の撮影中に右肘と左手首を骨折していたことがわかった。
レナーが骨折したのは、アクション・コメディ作品『タグ(原題:Tag)』の現場でスタント・シーンの撮影に取り組んでいる最中だったという。報道当初は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』の撮影中に起きた事故ではないかともいわれていたが、ハリウッド・レポーター誌は、骨折の理由となった作品は『タグ』であると報じている。
Jeremy Renner says his recent injury won’t affect his busy schedule: “I’m doing everything I can to heal faster.” https://t.co/TkdRPVtAib pic.twitter.com/QzKE0td2yI
— Variety (@Variety) 2017年7月8日
2017年7月7日(現地時間)、レナーは最新作『ウィンド・リバー(原題:Wind River)』のため、チェコで開催されているカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に姿を見せた。報道陣に対しては、怪我の状態や今後の予定についてこのように話している。
「やるべき仕事は待ってくれませんから。早く治すし、早く治せるようにあらゆることをしてます。」
「(骨折は)仕事に影響するものではないんです。朝、着替えることに影響してますね…靴が履けなくて。『アベンジャーズ』の撮影が再開するまでに治しますよ。」
おそらく、レナーは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の撮影をすでに終了しているようだ。『アベンジャーズ』第4作の撮影は7月17日に開始される予定だが、レナーは『タグ』の撮影を終えてから再合流するとみられるため、治療の時間にはわずかながらも余裕がありそうだ。
6月23日(現地時間)、レナーは自身のInstagramで両腕を負傷した様子を写真で報告していた。この時は具体的な症状などは定かではなかったが、今回その実情が明らかになった形だ。
『アベンジャーズ』の撮影までに回復が見込めることは不幸中の幸いだが、『タグ』もアクション・シーンを含むコメディ作品だ。今後はスタント・ダブルがアクションを務めることになるだろうが、くれぐれも身体の状態には留意してほしい……。
ジェレミー・レナーの一刻も早い回復を心から祈るばかりである。
Sources: http://www.hollywoodreporter.com/news/jeremy-renner-says-he-broke-arms-stunt-accident-1019276
http://variety.com/2017/film/news/jeremy-renner-broke-his-arms-stunt-avengers-infinity-war-1202489347/
Eyecatch Image: https://twitter.com/Variety/status/883483276077387778/photo/1