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『ジャスティス・リーグ』ポストクレジットシーン、重要写真が公開される ― いつ、どの作品につながるのか?

ワーナー・ブラザース/DCコミックス作品、『ジャスティス・リーグ』のポストクレジットシーンに関する重要な写真がオンラインにて解禁された。これは2017年11月24日(現地時間)、米国公開から約1週間後に公開されたものだ。

注意

この記事には、映画『ジャスティス・リーグ』の重大なネタバレが含まれています。

レックス・ルーサー再登場&デスストローク初登場

『ジャスティス・リーグ』のポストクレジットシーンに登場するのは、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)以来となるレックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)と、彼の乗る船に現れる傭兵デスストローク。ヒーローチーム、ジャスティス・リーグによる大活躍の直後に、ヴィランたちによるチーム(インジャスティス・リーグ)が結成されることが示唆されるのである。

DC映画ユニバースにおいて、デスストロークがその姿を見せるのは、このポストクレジットシーンが初めてのこと。思わぬサプライズに驚いた観客も少なくなかったことだろう……。演じるジョー・マンガニエロは、24日、デスストロークの衣裳に身を包んだ自身の本編写真をTwitterにて公開している。

むろん、このポストクレジットシーンはDC映画ユニバースに今後待ち受ける展開を期待させるものである。ルーサーの再登場、デスストロークの初登場はどの作品に繋がることになるのか……。
DC映画ユニバースの場合、2018年には『アクアマン(原題:Aquaman)』、2019年には『シャザム!(原題:Shazam!)』や『ワンダーウーマン2(仮題)』の公開が決定しているが、新ヒーローの単独映画や続編映画となるこれらの作品でルーサーやデスストロークが大きな役割を担う展開は考えづらそうだ。『グリーンランタン・コァ(原題:Green Lantern Corps)』、『バットガール(原題:Batgirl)』や『ザ・バットマン(仮題)』、『スーサイド・スクワッド2(仮題)』などの作品がほかには待機しているものの、有力なのはクロスオーバー作品になると目される『フラッシュポイント(原題:Flashpoint)』だろうか?

そもそもマンガニエロ扮するデスストロークは、『ザ・バットマン』にてベン・アフレックが主演・脚本・監督を務める予定だった当時、そのメイン・ヴィランとして登場すると報じられていた。しかしアフレックは同作の脚本・監督を降板し、現在は後任者のマット・リーヴス監督によってプロジェクトの再始動が図られている。これによって、同作にデスストロークが登場するかどうかはわからない状況となっていた。
しかしその一方で、2017年10月にはデスストロークを主人公とした単独映画が製作されることも発表され、『ザ・レイド』(2011)のギャレス・エヴァンス監督が契約交渉に入ったことも判明している。ともすれば、マンガニエロの再登場はこの単独映画までお預けとなる可能性もあるだろう。

ザック・スナイダー&ジョス・ウェドンのコラボレーションによる作風の変化、そしてDCヒーローの一大クロスオーバーという転換点を『ジャスティス・リーグ』で迎えたDCユニバースは、新しい悪役の登場でどこへ向かっていくのか、そして従来用意された伏線はいかに広げられ、いかに回収されるのか。今後の展開からますます目が離せない。

映画『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日より全国の映画館にて公開中

Source: https://batman-news.com/2017/11/25/joe-manganiello-deathstroke-photo-justice-league/
©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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