『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、米予告編のアップデート版が公開

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)をザック・スナイダー監督の初期構想に基づきテレビシリーズ化する、“スナイダー・カット”こと「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」より、米公式予告編映像の「アップデート」版が公開された。
2020年8月に開催されたバーチャルイベント「DCファンドーム」でお披露目された映像(現在は削除されている)のアップデート版。ブルース・ウェインらがスーパーマンのホログラム映像を見るシーンや、路上でフットボール遊びをする少年たちを見下ろすサイボーグといったシーンは初公開だ。
映像の最後は、フラッシュ/エズラ・ミラーが来たる強敵(ダークサイド)について「あいつはきっと、今まで破壊してきた惑星でも、何百、何千という超人たちと戦ってきたんでしょ?負けを認めた方が……」と弱音を吐いたところに、ブルース・ウェインが「彼がどこでどれだけのデーモンと戦っていようが関係ない。彼はまだ我々と戦ったことがあるわけではない。団結した我々と」と放つ力強いシーンで締められている。まさに、ザック・スナイダー監督による“真の『ジャスティス・リーグ』”到来を予感させるようなセリフだ。
この部分のセリフ“Not us united”にかけ、アクアマン役ジェイソン・モモア、サイボーグ役レイ・フィッシャーらは“#UsUnited”のハッシュタグで本映像を拡散している。
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米HBO MaxがYouTubeにて公開したこの映像で気になる点は、映像タイトルだ。本作はこれまで“Zack Snyder’s Justice League”との原題で伝えられていたが、本映像では“Justice League: Director’s Cut”と改められている。
“スナイダー・カット”には、バットマン/ブルース・ウェイン役ベン・アフレックのほか、サイボーグ/ビクター・ストーン役のレイ・フィッシャー、メラ役のアンバー・ハード、デスストローク役のジョー・マンガニエロ、そして『スーサイド・スクワッド』(2016)でジョーカー役を演じたジャレッド・レトが参加。ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス役のガル・ガドット、スーパーマン/クラーク・ケント役のヘンリー・カヴィルも参加するとされている。ところがスナイダー監督の証言によると、使用される追加撮影シーンは「4~5分くらいになると思います。4時間中、たぶん4分くらい」とのことだ。
なおスナイダー監督は、同映像のモノクロ版も公開している。渋みが増した、カラー版とはまた異なる雰囲気を楽しむことが出来る。
#UsUnited pic.twitter.com/NiHatOzxJn
— Zack Snyder (@ZackSnyder) November 17, 2020
「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」は2021年にHBO Maxにて米国配信予定。各話1時間の全4話構成。米国のみならず世界各国でのリリースも計画されている。