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単独映画『ザ・ジョーカー』始動 ─ ジョーカー役にホアキン・フェニックスが正式決定

ビューティフル・デイ
Copyright © Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. © Alison Cohen Rosa / Why Not Productions

DCコミックス原作の単独映画『ザ・ジョーカー(仮題)』主演に、かねてより交渉が報じられていた俳優のホアキン・フェニックスが正式決定。ワーナー・ブラザースは本作の制作を正式に発進させたとして、The Hollywood Reporterが報じた。

ホアキン・フェニックスは、2018年2月にフランスの映画メディアによるインタビューでジョーカー役の噂を尋ねられていた際、「ちょっと何言ってるか分かんないです」かわしていた

ビューティフル・デイ
『ビューティフル・デイ』より。Copyright © Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. © Alison Cohen Rosa / Why Not Productions

ゴッサムの犯罪王子ジョーカーのオリジン(出自物語)を描くとされるホアキン・フェニックス版『ザ・ジョーカー』は、5,500万ドルという異例の低予算で制作。ダークで実験的なトーンの犯罪ドラマとなるという。監督は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督。既報の通り2018年9月に撮影を開始予定。早ければ2019年後半にも公開を目指す。

犯罪王子ジョーカーの過去は、これまでもコミックなどで様々な形で語られてきたものの、決定的なものは確立されていない。オリジンを解き明かすコミックについては、『バットマン:キリング・ジョーク』(小学館集英社プロダクション)などがある。

スーサイド・スクワッド
『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・レトが演じたジョーカー。SUICIDE SQUAD and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved

『ザ・ジョーカー』は、これまでも様々な話題が伝えられていた。本作は、ジャレット・レトがジョーカーを演じた『スーサイド・スクワッド』を含む近年公開のDC映画シリーズとは関係を持たない別路線の作品になるとされる。混乱を招きかねない点として、ジャレット・レト版のジョーカーもスピンオフ映画化が企画されているのだ。つまり、同時期に2作のジョーカー単独映画の存在が報じられ、それぞれ関連性を持たないということになる。

ここには、それぞれの作品で同一世界観を共有したシリーズ展開で成功を続けるマーベル・シネマティック・ユニバースに対し、あえてそれぞれの作品を独立させるという手法を取るDC映画の新戦略が現れている。もっとも、この新戦略は『ワンダーウーマン』の成功に後押しされ、『アクアマン』やフラッシュ単独映画において「ユニバース内部のつながりを強調しない」という文脈で語られたもの。しかしながら、いつの間にか世間的に定着していた「ユニバース構造に付随しなければならない」という固定観念を見直し、従来通りの自由な企画発想で作品を届けたいというDC/ワーナー・ブラザースの意向が感じられるようではないか。

ホアキン・フェニックス主演の映画『ビューティフル・デイ』は、2018年6月1日より公開中。
ジャレッド・レトがジョーカーを演じた映画『スーサイド・スクワッド』はBlu-ray&DVDが発売中。

Source:THR

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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