ジョン・ウィックが宇宙へ行く可能性?監督は意外にも前向き

キアヌ・リーヴスを主演に迎えた痛快アクション映画『ジョン・ウィック』(2014)は比較的低予算で製作されたが、その世界的大ヒットを受けてシリーズは拡大。第1作から監督を務めるチャド・スタエルスキが、将来的にさらにスケールが大きくなる可能性を示唆している。
シリーズ第1作はロシアン・マフィアへの復讐に燃える伝説の元殺し屋、ジョン・ウィックが孤独な闘いを繰り広げ、続編『チャプター2』ではイタリアン・マフィアを相手に、世界中の殺し屋を敵に回してしまったウィック。第3作『パラベラム』では裏社会の掟を破り、賞金首となって追われる身となったウィックの死闘が描かれ、最新作『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』もさらなるパワーアップが期待されている。
続編を重ねるごとに製作予算も規模も大きくなっていくシリーズについて、米Comicbook.comがスタエルスキに「ジョン・ウィックが宇宙へ行く可能性」を尋ねたところ、意外な答えが返って来ている。
「その可能性は十分ありますね。ジョン・ウィックが宇宙船を操縦するかどうかは分かりませんが、キャラクターが宇宙へ行くことは可能ではないでしょうか。いちファンとして、ジョン・ウィックの世界は楽しくて面白いと思っているので、可能性は無限です。既存の知的財産を基にした作品ではないし、バットマンのように原作を踏襲する必要はないですからね。何でも出来るということです。」
スタエルスキが本気で言っているのかどうか知る由はないが、地上で追い詰められすぎたジョン・ウィックさんが宇宙へ飛び出す……という展開はアリかもしれない?『ジョン・ウィック』シリーズは第5作の製作が決定しているが、果たして。
待望の最新作『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』が、2023年3月24日に米国公開予定。その他には、映画シリーズでイアン・マクシェーン演じるコンチネンタル・ホテルの支配人、ウィンストン・スコットの若かりし頃を描く前日譚スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」や、アナ・デ・アルマス主演のスピンオフ映画『Ballerina(原題)』も待機中だ。
Source:Comicbook.com