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ジョン・ウィリアムズ、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』作曲を2019年夏に開始へ

スター・ウォーズ/エピソード9

『スター・ウォーズ』シリーズの重鎮作曲家ジョン・ウィリアムズは、次回作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の作曲を2019年夏に開始する見込みのようだ。ジョンの友人である音楽プロデューサーのマイク・マテッシノ氏が明かしている。

2018年10月、ジョンは自身の記念コンサートへの出演を急病のためキャンセルし、その後、体調は回復傾向にあると伝えられていた。マイク氏によると、現在ジョンの体調は良い状態にあり、先日は女優のジニー・マンシーニが主催したパーティーに出席したという。

今回の情報では、2019年1月18日現在、ジョンは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の作曲に着手していないとのこと。作業は夏まで開始されず、スケジュールの調整中だという。同作の撮影は2018年8月から開始されており、現在も進行中。フィン役のジョン・ボイエガは作品の山場と思しきシーンの撮影を終えたことを報告していた。劇場公開まで1年を切り、いよいよ制作は後半戦に突入していくとみられる。

なお、ジョンは『スター・ウォーズ』メイン・サーガのほか、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)のテーマ曲や、米ディズニーランドにオープンするテーマパーク「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ(Star Wars: Galaxy’s Edge)」の楽曲も書き下ろしている。ジョンによる音楽は『スター・ウォーズ』の世界観を支える礎ともいうべきものだが、本人は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』をもって『スター・ウォーズ』を卒業する意向だ。

スカイウォーカー・サーガの最終作となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、『フォースの覚醒』(2015)のJ・J・エイブラムスが脚本・監督を務める。出演者にはデイジー・リドリーやジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーほか新3部作のレギュラーキャストが再集結。ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、ランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムズ、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズも出演するほか、レイア・オーガナ役の故キャリー・フィッシャーは過去の未公開映像で登場する。

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日に米国公開予定

Sources: FSM, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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