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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』監督、ネットの声に怯えていたとキャスリーン・ケネディ

ライアン・ジョンソン
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/25070162628/

シリーズ屈指の賛否両論作となった『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督による新たな映画3部作が事実上の棚上げとなってから久しい。以来ジョンソンは自身の人気シリーズ『ナイブズ・アウト』に勤しんでいるが、『スター・ウォーズ』からの撤退には「ファンの声への恐怖感」があったようだ。ルーカスフィルム社長を退任するキャスリーン・ケネディが米Deadlineにて語っている。

ケネディは『最後のジェダイ』当時、ジョンソンの手腕に惚れ込んで新たな映画3部作の監督に指名。ところがその後進捗はなく、時々ケネディが「話し合いを続けている」と伝えたり、ジョンソンが「また『スター・ウォーズ』の世界に戻れたら幸せ」と語るばかりで、具体的な情報は伝えられていなかった。

企画が前進しなかったことについて、ケネディは「彼とNetflixとの契約が成立して、『ナイブズ・アウト』映画シリーズの方に移られたので、彼の時間の大部分がそちらに割かれることになった」ためと説明。「ショーン(・レヴィ)と私が『スター・ウォーズ』の話を始めた時も、『ストレンジャー・シングス』が始まって、彼はしばらくそちらに完全に没頭していましたから。ライアンもそのパターンです」と、別企画が優先されるケースは珍しくないとした。

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こうした事情のほか、「彼はネットの否定的な声に怯えてしまったのだと思います」とも見解。「ライアンは最高の『スター・ウォーズ』映画を作ったと思います。素晴らしい映画監督なのに、怯えてしまった。ここが難しいところです」と伝えた。

[更新]ライアン・ジョンソンはXにて、「(笑)怯えはゼロでした、すみません」と本件を否定した。

ジョンソンは『最後のジェダイ』の公開後、一部のファンからバッシングに遭った。もっとも激しいものでは、殺害脅迫を何度も受けていたという。

『スター・ウォーズ』ファンダムにおける一部の有害性について、ケネディは「この宇宙にやってくる全ての映画監督や役者たちが“これからどうなるんでしょう?”と私に尋ねるんです。皆さん、少し怖がられるんですよ」と、製作者や出演者の心労を語る。ただし、「強調しておきたいのは、これはごく少数の、大きな声で叫ぶメガホンを持った人たちの集団だということです。ファンの大多数がそうだとは全く思っていません」とも改めた。

「私たちがやることは、ただ謙虚になって働き、ベストを尽くして、最高の物語を紡ぐことを信じるだけです。もし不安に思ってやりたくない人がいれば、やらなくても良いんですよと伝えます。なぜなら、そういう(悪い)ことが起こらないとは言えないからです。」

実際のところ、ジョンソンの新3部作企画は具体的な準備に進んだことは一度もない。アイデアのやりとりを行なっていた程度で、ジョンソンはその後すぐに『ナイブズ・アウト』にかかりきりになった。「将来、『スター・ウォーズ』でもそれ以外でも機会があればすごく嬉しいです。でも今は自分の仕事をやっていて、それで幸せです」とジョンソンはコメントしている。

このたびケネディは14年間の任期を終え、ルーカスフィルム社長を退任。後継者にはデイヴ・フィローニとリンウェン・ブレナンの2名を選んだ。今後はプロデューサーとして『スター・ウォーズ』作品の製作に関与する。

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Source:Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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