【噂】2019年以降の『スター・ウォーズ』は『オビ=ワン』『ボバ・フェット』そして“若者向け恋愛映画”?真相はいかに

2016年末、『スター・ウォーズ』のアナザー・ストーリー・シリーズは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で華々しくその幕を開けました。現在は第2作『ハン・ソロ(仮題)』の撮影が進んでいるほか、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガー会長が「『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以降について話し始めている」と先日発言したことで、シリーズの今後にさらなる期待が寄せられています。
今回、シリーズのファンサイト「スター・ウォーズ・ニュース・ネット」は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開される2019年以降の『スター・ウォーズ』の計画を入手したことを明かしました。同サイトによると、それらの情報は、アイガー会長の発言が公になる以前に、とある情報源から手に入れたものだとか。
本記事では、同サイトが報じた情報の一部をご紹介します。しかしながら、言うまでもなく、これらの情報はすべて噂の範疇を出ないものです。いずれも興味深い内容ですが、これらの計画は真実なのでしょうか、それともデタラメなのでしょうか……。
『オビ=ワン』『ボバ・フェット』そして謎の作品
『スター・ウォーズ』のファンたちは、今後のアナザー・ストーリー(スピンオフ)作品として、ユアン・マクレガーによるオビ=ワン・ケノービや、熱狂的ファンが少なくないボバ・フェットの単独作品をこれまで有力視してきました。実際、ボバ・フェットの企画は『ファンタスティック・フォー』(2015年)のジョシュ・トランク監督がメガホンを取る方向で製作が始動したようです。「スター・ウォーズ・ニュース・ネット」によれば、これら2作品の計画は現在も進行しているとのこと。
『オビ=ワン』
『スター・ウォーズ』のうち、オビ=ワン・ケノービというキャラクターは、これまで単独作品の実現可能性がもっとも高いとみられてきました。情報源の人物によれば、ルーカスフィルムは、いよいよ彼を主人公とした作品に本格的に取りかかろうとしているようです。
「キャスリーン・ケネディ社長とルーカスフィルムのスタッフは、オビ=ワンの映画を作る気満々なんだよ。『エピソード3/シスの復讐』と、『エピソード4/新たなる希望』の間のストーリーを、ユアン・マクレガーと一緒にね」
同氏によると、『オビ=ワン』は3部作ではなく1本限りの作品になるとのこと。また、『ローグ・ワン』を手がけたギャレス・エドワーズが監督に復帰する可能性があるといいます。なんでも、『ローグ・ワン』でのギャレスの仕事ぶりにケネディ社長が満足したことが理由だとか。ただし情報源の人物によれば、「プロデューサーと脚本家は『ローグ・ワン』とは別人になる」ようです。
ちなみに『オビ=ワン』の製作は、2017年4月開催の「スター・ウォーズ・セレブレーション2017」で、最大のサプライズとして発表されるかもしれないそう。同氏によれば、イベントに向けて宣伝素材が製作されているとのことですが……。
『ボバ・フェット』
かつてジョシュ・トランクが監督を務める予定だった『ボバ・フェット』は、2015年の「スター・ウォーズ・セレブレーション」での発表直前に製作中止となりました。しかし2016年12月、映画情報サイト「マイ・エンターテイメント・ワールド」に、『アンタイトルド(無題)・ボバ・フェット・スター・ウォーズ・アンソロジー・フィルム』なる作品の情報が掲載されています。やはり『ボバ・フェット』企画の再起動は間違いないのでしょうか?
情報源の人物は、まだ『ボバ・フェット』の企画が生きていることを明かしつつ、同作が「(ボバ・フェットの)オリジン・ストーリーにはならない」と話したようです。上記の映画情報サイトには「オリジン・ストーリー」とハッキリ書かれていたので、さっそく情報が食い違っていることになりますが……。「スター・ウォーズ・ニュース・ネット」には、情報源の人物の発言がこう記されています。
「厳密に言えばボバ・フェットの映画じゃなくて、賞金稼ぎたちの冒険を描く映画なんだよ。ボバ・フェットは主人公じゃないけど、作品の重要な要素になるんだと思う」
同氏によると、『ボバ・フェット』には、ジョシュ・トランクが監督する予定だったものと同じアイデアが基本的には使われるとのこと。製作が中止になった時点では脚本は未完成だったものの、脚本家として参加していたサイモン・キンバーグの努力によって、状況は進展しているということです。
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