『ジュラシック・ワールド』新作映画、前作『新たなる支配者』の古生物学者が続投へ
新たに製作されることが明らかになった『ジュラシック・ワールド』新作映画に、前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)でアドバイザーを務めた古生物学者のスティーブ・ブルサットが続投することがわかった。ブルサット本人が明かしている。
『ジュラシック・ワールド』シリーズとして製作される本作では、キャストを一新。「新たなジュラシック時代」を描く内容と伝えられている。脚本には、『ジュラシック・パーク』(1993)と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)を執筆したデヴィッド・コープが就任し、フランク・マーシャルやスティーブン・スピルバーグといった過去作のプロデューサーも復帰する。
この度、ブルサットは製作の報道が事実であることをX(旧Twitter)アカウントで認めた上で、自身の復帰を報告。企画にはコンサルタントとして携わり、「恐竜について今までに分かっていることを映画製作者たちが確認する手助けをする」役割を担うと伝えている。
It’s happening. The reports are true.
A new @JurassicWorld film is in the works!
And I’ll be back as a consultant, helping the moviemakers get a pulse on what we really know about dinosaurs.
Honored again to follow in the footsteps of @dustydino. Stay tuned… pic.twitter.com/rLdUEIoHJW
— Steve Brusatte (@SteveBrusatte) January 24, 2024
2022年よりシリーズに携わるようになったブルサットは以前、THE RIVERのインタビューで、『ジュラシック・パーク』シリーズに憧れて古生物学者を志したことを明かしていた。前作『新たなる支配者』では恐竜の起源も描かれたが、史実に即した物語を伝える上でブルサットら古生物学者の存在は必要不可欠。ブルサットは今回の投稿で、『ジュラシック』シリーズ全作でアドバイザーを務めたベテラン古生物学者のジャック・ホーナーに対する敬意も伝えた。
既報によれば、『ジュラシック・ワールド』新作映画の脚本作業は順調で、早ければ2025年米公開の可能性もあるという。ブルサットも「乞うご期待(Stay tuned)」と綴っているように、続報を待ちたいところ。