『ジョン・ウィック』第3作、シリーズ監督の続投が決定!真田広之ら出演の噂も真相は不明

映画『ジョン・ウィック』シリーズの第3作(タイトル未定)に、過去2作品を手がけたチャド・スタエルスキ監督が続投することがわかった。米Colliderが報じている。
ハリウッドでスタント・コーディネーターとして長年のキャリアを築いてきたスタエルスキ監督にとって、2014年『ジョン・ウィック』は初めての監督作品。以降、主演のキアヌ・リーヴスとともに魅力あふれる世界観とスタイリッシュなアクションを生み出してきた彼が、『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)につづき、その実力とセンスをいかんなく発揮する。
米国メディア発、真相不明の噂も
スタエルスキ監督が『ジョン・ウィック』第3作に登板するという情報は、2018年1月17日(現地時間)、米国メディアThat Hashtag Showが最初に伝えていた。ただしこのたびの情報は、同サイトによる報道とは別に、Colliderの独自取材で明らかになったものである。
That Hashtag Showは、『ジョン・ウィック』第3作について、監督の再登板以外にもいくつかの情報を伝えていた。
たとえば『チャプター2』に登場したバワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)やカシアン(コモン)、アレス(ルビー・ローズ)が再登場すること。悪役として日本の犯罪組織のリーダーが登場し、その役柄を真田広之が演じるらしいこと。そして、第3作は2018年3月1日よりニューヨークやスペイン、ロシアなどで撮影されること……。
しかし、米Colliderはスタエルスキ監督の再登板を除き、これらの情報の真相は確認できなかったと報じている。また、これまでの傾向として、That Hashtag Showによるスクープ情報は決して信憑性が高いものではない。したがって出演者や撮影スケジュールについては、あくまで噂にすぎないもの、話半分に受け止めるべき内容としてご理解いただきたい。
脚本家も続投、2019年5月米国公開
これまで『ジョン・ウィック』第3作については、シリーズの脚本を担当したデレク・コルスタッド氏の続投が判明していたほか、2019年5月17日に米国で公開されることも告知されていた。スタエルスキ監督の動向は不透明な状況だったが、こうして続投が決まったことはうれしいニュースである。
以前、スタエルスキ監督は第3作の構想について、映画のスケールを大きくするのではなく、「よりクールで複雑なディテールを描きたい」と述べていた。劇中に登場するホテルを舞台としたドラマシリーズ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」の製作も正式に始動するなど、さらに拡大する『ジョン・ウィック』だが、今度はどんなストーリーとアクションを見せてくれるのだろうか?
映画『ジョン・ウィック』第3作(タイトル未定)は2019年5月17日に米国公開予定。
なお、前作『ジョン・ウィック:チャプター2』のブルーレイ&DVDは現在発売中だ。
Sources: http://collider.com/john-wick-3-director-chad-stahelski/
http://thathashtagshow.com/2018/01/exclusive-john-wick-3-details-director-new-characters-start-date-and-more/
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