マーベル社長、『ドクター・ストレンジ』続編製作の意向認める ― 「いつになるにせよ作ります」

米マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、映画『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編を製作する意向を認めた。
ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎え、久々に映画・ドラマ界のトップスターをヒーローに起用した同作は、マーベル・シネマティック・ユニバースにかつてなかった映像体験と神秘的な世界観で多くのファンを獲得。続編映画を望む声は多いものの、いまだその製作は発表されていなかったのである。
米CinemaBlendのインタビューに登場したケヴィン社長は、ドクター・ストレンジの今後の計画について、「いつになるにせよ、『ドクター・ストレンジ』の続編を作ります。前作から何年も開いてしまいますが、それでも彼は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で非常に重要な役割を担っていますよね」と話したのだ。
前作『ドクター・ストレンジ』は、今後のさらなる展開を示唆する形で物語の幕を閉じた。脚本を執筆したC・ロバート・カーギル氏は、過去に「続編ではナイトメアがヴィランになると思います」と述べ、キウェテル・イジョフォー演じるバロン・モルドについても計画があることを語っていたのである。
では、『ドクター・ストレンジ』の続編はいつ頃になりそうなのだろうか。ケヴィン社長は、いまやハリウッドを代表する人気フランチャイズとなったマーベル・シネマティック・ユニバースならではの悩みを明かしている。
「みなさんにもっと観たいと思ってもらえる、愛されるキャラクターが多すぎることは良い課題ですね。一方で、核となる信念は守り続けたい。(それぞれの)違いを模索して、あらゆるタイプの作品を作り続けていきます。[中略]
“このキャラクターはどうなってますか、あのキャラクターは?”って時々聞かれるんですけど、スケジュールの問題なんですよ。作品ごとの間隔がどれくらい開いているかご存知ですか? 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)には4年かかりました、その間にもソーは登場しましたけどね。間隔を短くすることを求められますが、これでいいと感じています。」
映画『ドクター・ストレンジ』MovieNEXは現在発売中。
Source: CB
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