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『TENET テネット』マイケル・ケイン主演『キング・オブ・シーヴズ』メイキング映像 ─ ロンドン史上最大の窃盗事件の裏事情とは

キング・オブ・シーヴズ
© 2018 / STUDIOCANAL S.A.S. - All Rights reserved

『ダークナイト』3部作の執事アルフレッド役や『TENET テネット』(2020)などで知られる名優マイケル・ケイン主演作『キング・オブ・シーヴズ』より、メイキング映像が到着した。実際の事件を基にした本作の製作の舞台裏がキャスト・制作陣より明かされる。

このたび公開された映像は、事件記者や犯罪コンサルタントとして活動するダンカン・キャンベルのインタビューから始まる。 「彼らは大胆にも数日間をかけて、ゆっくりと貸し金庫の壁に穴を開け、ダイアモンド、金塊、宝飾品、宝飾品を盗んだのです」と、あまりにもアナログな手法で実行されていたロンドン史上最大の窃盗事件の事実をキャンベルは告白。一方、窃盗チームのリーダー、ブライアンを演じたマイケル・ケインは「貸金庫の中身の総額は彼らの予想以上でした。犯罪者たちも利用した金庫です」と襲った金庫の“裏事情”を明かす。

続けて、「事件が報道されると、映画のいい題材になると誰もが思った」と、製作のティム・ビーヴァンが企画始動前を回顧。「ジェームズ・マーシュ監督と早くから話を進めていました」。当のマーシュ監督も「僕はドキュメンタリーの仕事をしていたので、実話に魅力を感じます。こんな物語だったら、誰でも夢中になりますね」と本作への熱意を見せた。キャスト・スタッフらが総出演で語る本作の誕生秘話を頭に入れてから、劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。

キング・オブ・シーヴズ
© 2018 / STUDIOCANAL S.A.S. – All Rights reserved
キング・オブ・シーヴズ
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かつて「泥棒の王」と呼ばれたブライアン(マイケル・ケイン)は、裏社会から引退し、愛する妻と平穏な日々を過ごしていた。しかし、妻の急逝後、知人のバジル(チャーリー・コックス)から、ロンドン随一の宝飾店街“ハットンガーデン”での大掛かりな窃盗計画を持ちかけられる。ブライアンはテリー(ジム・ブロードベント)、ケニー(トム・コートネイ)、ダニー(レイ・ウィンストン)、カール(ポール・ホワイトハウス)ら、かつての悪友を集め、平均年齢60歳オーバーの窃盗団を結成。綿密な計画を組み上げていくが、なぜかブライアン自身が突如計画から抜けると言い出して……。

監督を務めたのは、第87回アカデミー賞で5部門にノミネート、エディ・レッドメインを主演男優賞受賞に導いた『博士と彼女のセオリー』(2014)のジェームズ・マーシュ。出演者にはマイケル・ケインを筆頭に、ジム・ブロードベント、トム・コートネイ、チャーリー・コックス、ポール・ホワイトハウス、レイ・ウィンストン、マイケル・ガンボンという英国の豪華俳優陣が揃い踏みした。

映画『キング・オブ・シーヴズ』は2021年1月15日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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