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『キングスマン』第3作、マシュー・ヴォーンの監督続投の可能性は? ─「まだ決めていません」

キングスマン:ゴールデン・サークル
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『キングスマン』シリーズの第3作はかねてより企画されているが、これまでのシリーズを牽引してきた監督、マシュー・ヴォーンが監督として続投するのかは定かでない。

『キングスマン』シリーズの最新作にして登場人物を一新した前日譚、『キングスマン:ファースト・エージェント』では、“キングスマン誕生の物語”が明かされる。シリーズが歴史を紡ぎながら拡大する中、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)に続く映画も計画されており、2022年9月より撮影開始予定と伝えられている。ただし、続編の製作が正式決定しているわけではない。そんな中、The Wrapのインタビューにてマシュー・ヴォーンは続編の撮影時期について、「来年の夏の終り、8月・9月頃に撮影したいと考えています」とあらためて認めている。

もっとも監督として復帰することに関してヴォーンは、「まだ決めていません」と回答。ヴォーンは監督として現在、ヘンリー・カヴィルをはじめ、ブライス・ダラス・ハワード、サミュエル・L・ジャクソンらが名を連ねる新作映画Argylle(原題)』を、Apple Original Filmsとして製作中。同作の製作を終えたばかりのようで、ゆえに現時点では、『キングスマン』第3作を自身が監督するか否かの判断はできないとのことだ。「今のところはわかりません。2〜3ヶ月待っててください」。

これまでの映画全てを自ら出資してきたというヴォーンは、「『Argylle』に全て注ぎ込んでしまった」と過去に笑みを浮かべながら話していた。こちらもシリーズ化がすでに検討されており、3本は少なくとも製作される見込みだ。並々ならぬ想いが込められているに違いない。ゆえに、いまはそちらの作品に専念しているということだろう。

ちなみに、『キングスマン:ゴールデン・サークル』につづく続編では、「エグジーとハリーは登場します」「脚本を書いているとき、どれだけエグジーとハリーの関係が愛されているのかがよくわかったんです。そこで僕たちはふたりが互いを思い合ったり、永遠に憎み合ったりする究極の理由は何だろうと考えるようになりました。それがこの映画の全てです」と説明していた。師弟関係のエグジーとハリー。ふたりの関係性を脅かす物語になるのかも?

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Source: The Wrap

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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