ダニエル・クレイグ&クリス・エヴァンス新作映画、いよいよ撮影開始 ― 『最後のジェダイ』監督次回作

『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』などのキャプテン・アメリカ役でおなじみクリス・エヴァンスら豪華キャストが共演する新作映画『Knives Out(原題)』の撮影がいよいよ開始されたようだ。
脚本・監督を務める、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のライアン・ジョンソンがTwitterにて報告している。かねてより本作は2018年11月から撮影が開始されると伝えられていたが、やや繰り上げてのスタートになったとみられる。
Aaaaaaaaaaand we’re off pic.twitter.com/JWN1uK7DsN
— Rian Johnson (@rianjohnson) 2018年10月30日
『Knives Out』は推理作家アガサ・クリスティの熱心な読者だというライアン監督が脚本を書き下ろした、「現代を舞台とするクラシックなフーダニット(犯人の解明が重視されるミステリ)」。物語の詳細は明かされていないが、ライアン監督らしい作風が活かされた内容になっているという。『LOOPER/ルーパー』(2013)のようなジャンル映画の筋立てに重層的なテーマ設定を用意する趣向や、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で顕著だったツイストへのこだわりが炸裂することになりそうだ。
また冒頭に触れたとおり、本作には重鎮から新鋭まで豪華なキャスティングが集結。
密室殺人事件を追う主人公の探偵をダニエル・クレイグが演じるほか、クリス・エヴァンスや『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)などのマイケル・シャノン、ダニエルと同じく探偵役で『ゲット・アウト』(2017)などのキース・スタンフィールド、『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマス、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)のドン・ジョンソン、そして『ハロウィン(邦題未定、原題:Halloween)』が米国で大ヒットを記録しているジェイミー・リー・カーティスが出演する。
なお撮影監督にはスティーブ・イェドリン、プロデューサーはラム・バーグマンが就任。長編映画デビュー作『BRICK ブリック』(2005)からライアン監督とのタッグを組んでいるスタッフが製作の要を担うこととなった。
映画『Knives Out(原題)』の公開時期は不明。なおダニエルは本作を経て、自身がジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となる『007』第25作(タイトル未定)の撮影に参加するとみられる。
Source: Rian Johnson