『スパイダーマン』スピンオフ映画『クレイヴン・ザ・ハンター』ヴィラン役が決定

米ソニー・ピクチャーズが手がける『スパイダーマン』シリーズの新スピンオフ映画『クレイヴン・ザ・ハンター(原題: Kraven the Hunter)』でヴィランを演じる俳優が判明した。米Deadlineによると、『フェイス/オフ』(1997)や『ジュラシック・パークⅢ』(2001)などで知られるアレッサンドロ・ニヴォラが起用された。

『クレイヴン・ザ・ハンター』は、マーベル・コミック屈指のヴィランとして知られるクレイヴン・ザ・ハンター/セルゲイ・クラヴィノフを描く単独作品。“スパイダーマン狩り”に執念を燃やし、秘薬の力によって驚異的な身体能力と五感を保持するキャラクターだ。
主人公クレイヴンに対峙するヴィランに抜擢されたニヴォラが演じるキャラクターは明かされていない。同じくアンチヒーロー映画である『ヴェノム』シリーズでは、マッドサイエンティストやシンビオートに取り憑かれた連続殺人鬼がヴィランとして登場したが、本作ではどのような対立構造が設定されるのだろうか。
アレッサンドロ・ニヴォラは、『フェイス/オフ』でニコラス・ケイジが演じた主人公の弟役や、『ジュラシック・パークⅢ』でサム・ニールが演じたアラン・グラント博士の助手役などで知られる俳優。ほか『アメリカン・ハッスル』(2013)や、直近では『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021)にも出演しており、ハリウッドでのキャリアは長い。
主人公クレイヴン役を演じるのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のクイックシルバー役などで知られるアーロン・テイラー=ジョンソン。ほか共演に、クレイヴンの異母兄弟にあたるカメレオン/ドミトリ・スメルダコフ役で「パム&トミー」(2022)のフレッド・ヘッキンジャー、カリプソ役で『ウエスト・サイド・ストーリー』(2022)のアリアナ・デボースが起用されている。また、役柄不明のキャラクターを『グラディエーター』(2000)『マン・オブ・スティール』(2013)などのラッセル・クロウが演じるという。
メガホンを取るのは、『トリプル・フロンティア』(2019)『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(2014)などで監督を務めたJ・C・チャンダー。『マグニフィセント・セブン』(2016)のリチャード・ウェンク、『アイアンマン』(2008)『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)でタッグを組んだアート・マーカムとマット・ハロウェイの3人が共同脚本を手掛ける。
『クレイヴン・ザ・ハンター(原題: Kraven the Hunter)』は、2023年1月13日に米国公開予定。
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Source:Deadline