シュリ役レティーシャ・ライト、ブラックパンサー襲名に意欲 ― コミックと同一の展開、実現なるか

マーベル・シネマティック・ユニバース作品、映画『ブラックパンサー』(2018)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でティ・チャラの妹シュリを演じたレティーシャ・ライトが、ワカンダ国王が務めるブラックパンサーの“襲名”に意欲を見せた。
コミックにおいて、シュリは重傷を負ったティ・チャラの跡を継いでワカンダ国王に就任し、ブラックパンサーとして活躍するストーリーが存在する。映画ファンから早くも熱い支持を集める天才科学者シュリが、いずれスクリーンでもヒーローとして活躍する展開はやってくるのだろうか。
MCM London Comic Conに登場したレティーシャは、すでにその意欲を熱く語っている。
「もしそんな機会がやってくるとして、やらない理由なんてあるでしょうか…? コミックに忠実な展開になるってことでしょうね。うん、すごく良いと思います。(ブラックパンサーになるということは)もっと訓練して、もっと学んで、最高の冒険に出るってことですもんね。コミックのシュリは激しい人物になっています。コミカルで楽しくて子どもっぽいキャラクターが、カギ爪を飛び出させるようになる。ワクワクしますね。」
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』および『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』を経て、『ブラックパンサー』は第2作、第3作へと展開していくとみられる。すでにマーベルは続編の計画を進めており、製作の時期はライアン・クーグラー監督次第だとされているのだ。チャドウィック・ボーズマン演じるブラックパンサーの物語が続くことになりそうだが、シュリだけでなくオコエやナキアといった女性キャラクターのスピンオフ映画についてもアイデアは検討されているという。
ちなみにレティーシャは、シュリを主人公とした映画や、自身のブラックパンサー襲名について過去にも言及したことがある。当時は「やれたらうれしいですね」と述べつつも「ティ・チャラ抜きでシュリの映画は作れないし、ラモンダやナキア、オコエ、ドーラ・ミラージュがいないシュリの映画もありえません」と話していた。
「シュリは若くて、まだ準備段階で、テクノロジーに夢中で、とにかく発明が楽しくて、すごく集中してますよね。だから、もしも実現するなら最高ですけど、でも今のところ、チャドウィック・ボーズマンのブラックパンサーが最高ですから! 今はガジェットで手助けするのが楽しいんですよ。」
映画『ブラックパンサー』MovieNEXは2018年7月4日発売。
Source: SCREENGEEK
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ