シャイア・ラブーフ、『ワンハリ』マーガレット・クアリー出演の過激MVが米公開 ─ 『ハニーボーイ』撮影監督とLA拠点ダンスデュオが描くカップルの関係

『ハニーボーイ』(2019、日2020)『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(2019)のシャイア・ラブーフ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)『デス・ストランディング』(2019)のマーガレット・クアリーの出演による、Rainsfordのミュージックビデオ「Love Me Like You Hate Me」が公開された。
本記事で紹介している映像には男女の裸体表現、性的表現が含まれます。
マーガレット・クアリーの実姉、女優レイニー・クアリーによる音楽プロジェクト・Rainsfordの新曲「Love Me Like You Hate Me」のミュージックビデオは、シャイア・ラブーフとマーガレット演じるカップルの“異なる段階”が、画面分割によって並行して描かれるという構成。プレスリリースには、「10分間にわたる映像では、とある関係性がはらむ優しさと有害性が、同時に、時には異なる視点が衝突しながら提示される」とある。
時間も空間もどこか宙吊りになった物語を描き出したのは、俳優のみならずパフォーマー/アーティストとしても活動するシャイアとともに「LaBeouf, Rönkkö & Turner」なるユニットを結成しているアーティストのルーク・ターナー。振り付けはロサンゼルスを拠点に活動するダンスデュオ・JA Collectiveが担当し、撮影監督には『ネオン・デーモン』(2016)や『ハニーボーイ』のナターシャ・ブライエが起用された。
シャイア&マーガレットのダンスからは、カップルが獲得している/獲得していたコミュニケーションの、そして両者の関係性が克明に浮かび上がってくる。ミュージックビデオにしては長尺ではあるものの、いったん見始めてしまったら、きっと幕切れの瞬間まで見入ってしまうはず。二人のパフォーマンスと映像美をじっくりと噛みしめてほしい。
Source: NME