「ロキ」シーズン2、2022年6月にロンドンで撮影開始 ─ マルチバース拡大か

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)実写ドラマシリーズで初となるシーズン2に突入する「ロキ」。その待望となる新シーズンの撮影が、2022年6月にロンドンでスタートするようだ。
映画・テレビ業界関係者向けに作品の製作状況を伝えるproductionlist.comによると「ロキ」シーズン2は、MCUドラマ「ムーンナイト」で共同監督を務めたジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッドの指揮下で、2022年6月6日よりロンドンにて撮影開始となる。
“悪戯の神”との異名を誇るロキの単独シリーズでは、“神聖時系列”を監視する組織TVA(時間変異取締局)を主な舞台に物語が進行。TVAに捕えられたロキが自由の身になることと引き換えに、ある危険な“時間犯罪者”を捕えるミッションに協力し、最終話ではTVAの全てを仕掛けた黒幕の存在を知ることとなった。
現時点でシーズン2の詳細は明かされていないが、主演のトム・ヒドルストンを筆頭に、ロキの相棒として活躍したメビウス役のオーウェン・ウィルソン、TVAに連行されたはみ出し者(=変異体)に裁きを下す裁判官、ラヴォーナ・レンスレイヤー役のググ・バサ=ローがカムバックする。
シーズン1で脚本・クリエイターを務めたマイケル・ウォルドロンは製作総指揮として残留し、前シーズンで脚本チームに参加したエリック・マーティンがヘッドライターとして続投。シーズン1の全6話で監督を務めたケイト・ヘロンはプロデューサーに名を連ねている。
シーズン1ではマルチバースの要素が投入され、その後に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でその扉が開いたため、シーズン2ではマルチバースが大々的にフィーチャーされるかもしれない。その点についてウォルドロンが、「全てが全てに繋がる、ということではないでしょうか?」と答えていた。
シーズン2に復帰するメンバーや新しく加わるキャストなど、新情報を待ちたい。シーズン1はディズニープラスで独占配信中。
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Source:productionlist.com