マーベル「ロキ」シーズン2、メイキングシーンたっぷりの特別映像 ─ 「ロキは新たな家族を見つけた」とトム・ヒドルストン

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作「ロキ」より、ロキ役のトム・ヒドルストンをはじめとするキャスト陣が“裏切り王子”について語り、全員がロキの虜になっていることが伝わる特別映像が公開された。
特別映像では、ヒドルストンが「TVAに戻れてワクワクします!」と満面の笑みで喜びを見せ、劇中の多彩すぎるロキの表情が映し出されていく。カリスマ、お茶目、嘘つき、悪戯好き、野心家、ひねくれ……とあまりにも多様な面を持つロキ。そんな彼に共演者たちでさえすっかり虜になっているようだ。
別の時間軸を生きる“もうひとりのロキ”シルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティーノは「すべてがレベルアップしています。スケールがでかい。トムのスーツ姿も見られます。みんなが喜ぶに決まっています!」と心底ロキに惚れ込んでいるようなニンマリとした表情で説明している。本作からMCUの仲間入りを果たすのが、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した注目の名優、キー・ホイ・クァン。少しトボけたTVAの一員O.B.を演じるクァンも「ずっとMCUのファンだったんです。この素晴らしいシリーズに参加できて嬉しい限りです」と丁寧にMCUと「ロキ」への愛を語り、笑顔を見せた。
シーズン2の物語の全貌はロキらしく謎に包まれたままだが、ロキは“世界の破滅”を避けるべく、シーズン1でも相棒として活躍したTVAのエージェントのメビウス(演:オーウェン・ウィルソン)とともに解決の糸口を探っていく。映像でヒドルストンは「シーズン2ではロキが自分のことをより理解していきます」「(ロキは)新たな家族を見つけました。新しい絆を作るチャンスも。最後にはその絆こそがすべてだと実感するのです」と、これまでとは違うロキの姿も新たに描かれることを打ち明けた。製作総指揮を務めるケヴィン・R・ライトも、「このキャラクターを通して、MCUの新たな一面を見せます」とチャレンジングな姿勢を語っている。
撮影中もお茶目におどけたり、共演者と熱い抱擁を交わしたり、座長として皆へ呼び掛けたり……カリスマ性を発揮してスタッフ・ キャストからも愛されていることが伝わるヒドルストン。常にロキらしさを纏った彼が演じる“愛されヴィラン”のロキは、世界の“時間”を股にかけた冒険で今度はどんな悪戯を見せるのか?ミステリアスさが加速する謎解きタイムトラベル・スリラーの開幕は近い。
「ロキ」シーズン2は2023年10月6日、ディズニープラス独占配信。
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