ロキは「別の旅路を歩んでいる」、『ソー:ラブ&サンダー』脚本家コメントでロキ不在を改めて痛感する

この記事には、『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれています。
映画『ソー:ラブ&サンダー』の終盤、ソーたちと共に神殺しのゴアと対決して亡くなったジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)はポストクレジットシーンで、戦いの中で勇敢に死んだ戦士のみが行くことのできる安息の地「ヴァルハラ」に到着。そこでジェーンは、ビフレストの門番である誇り高き戦士で、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でサノスに殺されたヘイムダル(イドリス・エルバ)に迎えられる展開が描かれた。
そのシーンについて、米The Hollywood Reporterの取材に応えた共同脚本家のジェニファー・ケイティン・ロビンソンが、「トム・ヒドルストンを登場させることは考えましたか?」との質問に回答。「私の知る限りでは、そのアイデアはありませんでした。彼は“ロキ・ランド”にいて、自分のことをやっています。彼らは、2つの別々の旅路を歩んでいるのです」と説明している。
『マイティ・ソー』シリーズで欠かせないキャラクターとして絶大な人気を誇っていたロキは、『インフィニティ・ウォー』でサノスに殺され、MCU映画のユニバースであるアース616にはもう存在していないのだと、ロビンソンの言葉により痛感させられてしまう。その発言にあるように、ロキはディズニープラスの単独ドラマシリーズという“ロキ・ランド”にいて、別の時間軸で独自のストーリーを展開している。ファンからしてみれば今もロキは健在しているわけだが、ロビンソンが「2つの別々の旅」と述べていたということは、もうロキとソーが再会することはないと示唆しているのだろうか?
そう考えると一抹の寂しさを覚えるものの、MCUではマルチバースにより、どんな世界やストーリーも理論上は可能だ。将来的にロキとソーの物語が、いつかどこかで交差することを期待したい。
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Source:The Hollywood Reporter