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『マイティ・ソー』ロキ単独ドラマ、歴史にひそむロキの悪戯描く ─ 「リック・アンド・モーティ」脚本家が参加

マイティ・ソー バトルロイヤル
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

『マイティ・ソー』シリーズの人気キャラクターである雷神ソーの弟、ロキを主人公とする単独ドラマシリーズ(タイトル未定)の新たな情報が到着した。米The Hollywood Reporterが報じている。

ロキの単独ドラマは、マーベル・シネマティック・ユニバースの映画作品を手がけるマーベル・スタジオによって製作される、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」オリジナル作品のひとつ。「Disney+」では、ロキのほかにも、スカーレット・ウィッチ&ヴィジョン、バッキー・バーンズ&ファルコンの単独ドラマもそれぞれ準備されている。各作品は全6~8話構成のリミテッドシリーズ(1シーズン限定)となる予定だ。

今回の報道によれば、“悪戯の神”ロキの単独ドラマは「トリックスターであり、容姿を自在に変化させる能力を持つロキが、人類史のあちこちに登場しては歴史上の出来事に思わぬ影響を与える」様子が描かれるという。ショーランナー兼脚本家、エグゼクティブ・プロデューサーには、アニメ「リック・アンド・モーティ」(2013-)に携わるマイケル・ウォルドロンが就任した。

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)での展開を受けて、マーベル映画ファンは、ロキの単独ドラマがどの時代を描くのかに注目してきた。このたび報じられたプロットから想像するなら、ロキは歴史上の長い時間に、姿かたちを変えながら登場しては、あらゆる悪戯を働くことになりそうだ。ロキ役にはトム・ヒドルストンが続投するとみられているが、すでに「容姿を自在に変化させる」という設定が強調される形で報じられているあたり、たとえばエピソードごとにロキを演じる俳優が変わるなど、トリッキーな構成とキャスティングになることも考えられるだろう。

なお、ヒドルストンはロキ単独ドラマの発表後、「もっと伝えたい物語がある。もっとやりたい悪戯がある。まだ続きがある」とのコメントを発表。そのあとはドラマの内容について聞かされていることを示唆しつつ、決定的な発言は控えている。

ちなみにマーベル・スタジオが企画している単独ドラマについては、スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンのシリーズに『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)のジャック・スカエファーが、バッキー&ファルコンのシリーズに「Empire 成功の代償」(2015-)のマルコム・スペルマンがそれぞれショーランナーとして就任している。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)を控えた今、マーベル・スタジオのドラマ計画もいよいよ本格的に動き出しそうだ。

『マイティ・ソー』ロキ単独ドラマ(タイトル未定)の製作・配信時期は不明。「Disney+」は2019年後半に米国でサービス開始予定。

Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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