マーベル「ロキ」、残り2話で「さらに奇妙に」 ─ 「たくさんの発見ある」とシルヴィ役

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」のもうひとりの主人公ともいえる変異体ロキことシルヴィ。残すところあと2話となった本シリーズでは、彼女をめぐる更なる波乱の展開が巻き起こりそうだ。
米Radiotimesの取材に応じたシルヴィ役のソフィア・ディ・マルティノーは、第4話までの展開を踏まえた上で「(彼女に関する)発見はまだありますか?」と問われるや、「はい」と返答。「全員についての発見がたくさんありますよ」とも強調しながら、「物事はもっと奇妙(weirder)になっていくと思います」と予告した。
以前、ロキ役のトム・ヒドルストンが予告していたように、第4話では物語が急展開を迎えた。MCUの古参キャラクターであるロキの新事実が明かされ、マルチバースを本格化させるMCUのゲームチェンジャー的なエピソードになったはずだ。
最終話に向けて、今後のストーリーを“もっと奇妙になっていく”と予告したマルティノー。シルヴィをめぐっては、その正体が原作コミックのキャラクター、シルヴィ・ラッシュトン/エンチャントレスと推測する声も多い。ロキによって能力を与えられたコミックのシルヴィは、その後アベンジャーズに加わることになるが、本シリーズではどのような道を辿るのだろうか。
エンチャントレスからの着想の有無を米ScreenRantより聞かれたマルティノーは「この作品はコミックからインスパイアされています」と話した上で、「私たちのストーリーは、全く新しいもので、シルヴィのためのバックストーリーも新しいです」とコメント。世界の安寧を守るTVAを敵に回したシルヴィだ。本シリーズではアベンジャーズ云々よりも、生き延びることが最優先となりそうだが、将来的に仲間に加われば心強い。マルティノーも「ぜひ、また彼女を演じたいです」と再演に前向きな意思を示している。
マーベル「ロキ」はディズニープラス(Disney+)で配信中。
Source: Radiotimes,ScreenRant