マーベル「ロキ」最新予告編 ─ 物語は後半戦、ますます予測不能の展開に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ロキ」より、第4話の配信を目前に控えて最新の予告映像が公開された。米国でディズニープラス史上最高のオープニング成績を記録した本作は、謎に満ちたストーリーで観る者を翻弄。今回の映像も、さらなる予測不能な展開を予感させる内容だ。
「ロキ」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のロキが、四次元キューブを使ってアベンジャーズの元から逃げ去った後の物語。時空を超えて逃走したロキは、歴史を改変した罪により、神聖時間軸の監視・保全を任務とする組織TVA(時間変異取締局)に捕縛される。自由の身となるため、あらゆる時代で世界を混乱に陥れる“時間犯罪者”を捕らえるミッションに協力することになったロキは、エージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに犯人を追う。しかしその正体は、異なる時間軸を生きるロキの“変異体”シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)だった。
シルヴィはロキと同じアイデンティティを持ち、人を言葉巧みに操り、いつ誰を裏切るか分からないミステリアスな魅力を放つ“もうひとりのロキ”。ロキはTVAを乗っ取る裏切り計画にシルヴィを利用しようとするが、シルヴィ自身にも大きな秘密と目的があるようだ。二人はお互いをまったく信用しないまま、隕石で崩壊寸前の惑星に到着。生き残るため仕方なく手を組むが、運命のタイムリミットはすぐそこに迫っていた。
公開された予告編では、これまでの展開を振り返りつつ、第4話以降の映像が矢継ぎ早に映し出される。ロキとシルヴィのほか、ロキのような姿をした少女、まだまだ何かを隠しているらしいTVAなど、物語の“謎”はさらに拡大するばかり。メビウスはロキに「望めば何にでもなれる。善人にさえもね」と語りかけるが、その顛末やいかに。ロキとシルヴィ、そしてTVAの本当の目的とは……?
ロキ役のトム・ヒドルストンは、「僕はロキが大好きなんだ。複雑で幅の広いキャラクターだから、今回もまたロキの新しい側面を発見していた。観客のみなさんがロキの物語を楽しんでくれることを願います」と語った。時空を超えて巻き起こる、予測不能のタイムトラベル・スリラーは、いよいよ後半戦に突入する。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ロキ」は配信中。
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