マーベル「ロキ」製作が完了、「実家のキッチンテーブルで終わらせた」と監督が報告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」の製作が完了したことを監督を務めるケイト・ヘロンが報告した。作品が完結した後に知るような裏話も添えている。
ケイト・ヘロンは、本シリーズの6話全てで監督を務めている。『マイティ・ソー』シリーズの人気ヴィラン、ロキ初の単独作品とだけあり、さっそく圧倒的な人気を得ている本作だが、マーベル・スタジオに企画を持ちこんだのもケイトだ。本作への思い入れがいっそう強いであろうケイトは、製作終了にあたり、自身のTwitterで喜びを表した。「『ロキ』の最終回を終えました。今はディズニープラス(Disney+)に向かいました!」。
And that’s a wrap on #loki with our finale now gone to @disneyplus!!! I can’t believe I finished this show sat at my parents kitchen table, the same table where I put my pitch together nearly two years ago. Thank you @MarvelStudios for changing my life and to our wonderful team pic.twitter.com/XElnKMjQS1
— Kate Herron (@iamkateherron) June 20, 2021
本シリーズでのロキと似た角を付けて大きくガッツポーズする男を捉えたGIF画像からは、ケイトの達成感がうかがえる。「ロキ」を完成させた時には実家にいたというケイトは「キッチンテーブルの前に座って、(作業を)終えることが出来たなんて信じられません」と綴っている。さらに、「約2年前に私のピッチを構想した時のテーブルと同じなんです」と続けるケイト。始まりと終わりが同じ場所だったことも相まって、いまや大人気となった作品の現在地に感無量なのだろう。
最後にケイトは、スタジオや仲間への感謝を記した。「マーベル・スタジオの皆さん、私の人生を変えてくれてありがとうございます。そして素晴らしいチームの皆さんも」。製作は完了した本シリーズだが、物語は道なかば。2021年6月23日に第3話の配信を控えている。序盤から急展開を迎えた「ロキ」の行く末からは目が離せない。
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