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『クワイエット・プレイス』ノア・ジュプ、『IT/イット』ジェイデン・マーテル、吸血鬼ホラーコメディで共演 ─ 『ロストボーイ』リブート企画が始動

ジェイデン・マーテル ノア・ジュプ
Super Festivals https://www.flickr.com/photos/superfestivals/41146322601/ | © John Bauld https://www.flickr.com/photos/themollusk/48712204537/ | Remixed by THE RIVER

『クワイエット・プレイス』シリーズのノア・ジュプ、『IT/イット』シリーズのジェイデン・マーテルが、カルト的人気を誇るホラー・コメディ『ロストボーイ』(1987)のリブート版映画で共演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

『ロストボーイ』は、カリフォルニアにある海沿いの街に引っ越してきたマイケル&サム・エマーソン兄弟が、吸血鬼によって街が支配されていることを知り、自分たちをヴァンパイア・ハンターだと考えているコミックオタクの兄弟とともに戦いに挑む物語。「吸血鬼版『グーニーズ』」とも呼ばれてカルト的な人気を誇る一作で、ジェイソン・パトリック、キーファー・サザーランドといったフレッシュなキャストが出演。監督はジョエル・シュマッカーが務めた。

米ワーナー・ブラザースによるリメイク版の詳細は不明だが、物語の舞台は現代になる見込み。監督には「このサイテーな世界の終わり」(2017-2019)のジョナサン・エントウィッスルが就任し、脚本は「チェンバース: 邪悪なハート」(2019)「グランド・アーミー」(2020)のランディ・マッキノンが執筆する。ランディはDCドラマ「スタティック・ショック(原題:Static Shock)」にも起用された新鋭だ。製作はブライアン・カヴァナー=ジョーンズ&フレッド・バーガー。

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なお『ロストボーイ』は米CW局がテレビドラマ版を企画しており、「ヴェロニカ・マーズ」(2004-2007)の脚本家ロブ・トーマスが就任していた。2020年には撮影も始まっていたが、コロナ禍による中断を余儀なくされ、その後CW局の判断で企画継続は見送られている。ワーナーはドラマ版にも携わっており、企画の頓挫を経て、映画としての再起動を図ったということだ。

現在のハリウッドにおいて、ノアは『フォードvsフェラーリ』(2019)や『ハニーボーイ』(2019)などで、ジェイデンは『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)「ジェイコブを守るため」(2020)などで活躍。ともにホラー作品で躍進したニュースターとあって、ホラー・コメディでの共演がどんな化学反応を生むことになるか。オリジナル版は『ロストボーイ:ニューブラッド』(2008)『ロストボーイ サースト:欲望』(2010)とDVDスルーながら続編も製作されているため、ヒットすればシリーズ化の可能性もありそうだ。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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