ニコラス・ケイジが凶暴モンスターと決死バトル、サバイバルスリラー『アーケディアン』米予告
ニコラス・ケイジが未知のモンスターと戦うサバイバルスリラー『アーケディアン(原題:Arcadian)』の米国版予告編が公開された。ケイジが最凶の警官を演じた『ダーティー・コップ』(2016)の監督との再タッグ作としても注目の1作だ。
『Arcadian(原題)』は、文明崩壊後の世界で2人の息子、トーマスとジョセフと共に謎の凶暴モンスターと激闘を繰り広げる父親の物語。このモンスターの標的は、人類を抹消することだった……?
「こんなことを言う人がいる。奴らは人間がもたらした汚染の後にやってきた。奴らの目的は人類を粛清することだ、と。だから俺たちは絶滅するんだ」。荒廃した地で銃声が響く予告編の冒頭、ケイジ演じる父親はこう囁く。2人の息子には「気を抜いちゃいけないぞ。分かったか?」と説き、希望はまだ捨てていないようだ。
小さな家で身を隠す生活を続ける家族だが、外では得体の知れないモンスターの鳴き声が轟き、恐怖だけが募っていく。父親の鼓舞によりモンスターとの対決を決意した家族は、一か八かの決死バトルに乗り出していく。
主演を務めるケイジは、『PIG/ピッグ』(2021)『マッシブ・タレント』(2022)『レンフィールド』(2023)など、近年も精力的な俳優活動を見せている。息子のトーマスとジョセフは、それぞれ「ロスト・イン・スペース」(2018-2021)のマックス・ジェンキンズと『IT/イット』シリーズのジェイデン・マーテルが演じる。
メガホンを取ったのは、『ダーティー・コップ』に続きケイジとタッグを組むベンジャミン・ブリューワー。脚本は『ワイルド・ブレイブ』のマイク・ニーロンが務めた。ケイジは、ニーロンや『ダーティー・コップ』のブラクストン・ポープらと共にプロデューサーを兼任している。
映画『Arcadian(原題)』は、2024年3月11日に米SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)でワールドプレミアを迎える予定。アメリカの劇場での一般公開は、4月12日より開始。
▼ニコラス・ケイジの記事
『フェイス/オフ2』製作に遅れ ─ 『ゴジラxコング』監督、再開の意志語る ストライキの影響で ニコラス・ケイジ、スパイダーマン・ノワール実写ドラマ版への関与を認める ─ 『スパイダーバース』から続投なるか 「マッシュアップのような存在」 『パディントン』監督、ニコラス・ケイジが『パディントン2』を観て号泣する『マッシブ・タレント』をあえて観ようとしない理由 観たい気持ちはあるそう 「スパイダーマン・ノワール」実写ドラマ、『スパイダーバース』ニコラス・ケイジが続投か ─ 「真剣に」交渉中と米報道 果たして ニコラス・ケイジがみんなの夢に出てくる『Dream Scenario』2024年、日本公開決定 ─ 『ミッドサマー』アリ・アスター製作のA24作品 海外で絶賛