『スター・ウォーズ』ジョージ・ルーカスが「クローン・ウォーズ」最終章を称える ─ 「ジョージの指紋が付いた最後のシリーズ」

創造主ジョージ・ルーカスは、アニメ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」の出来に喜んでいるという。ファイナル・シーズンが「Disney+」で米配信となり、いよいよ最終話と完結が近づく(2020年5月4日配信)本シリーズについて、ジョージ・ルーカスは製作総指揮のデイヴ・フィローニに喜びの電話をかけたというのだ。本シリーズでダース・モール役声優を務めるサム・ウィットワーが語った。
「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」は、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の中間に勃発するクローン戦争を描く3DCGアニメで、2008年にシーズン1が登場。2020年2月には、ファイナル・シーズンが「Disney+」で米配信となった。
『スター・ウォーズ』とルーカスフィルムをディズニーに売却したルーカスだが、「クローン・ウォーズ」についてはデイヴ・フィローニに託している。いよいよファイナル・シーズンに突入すると、創造主はその出来栄えに喜び、デイヴを電話で称えたそう。最終話が配信されたら、「創造主(ルーカス)には、絶対絶対喜んで頂きたい」とウィットワーは語っている。
「この番組は、ジョージにとって特別なものなんです。彼がこの番組を製作されてた時、とても幸せだったそうです。僕たちだって幸せでした。彼のために役に立てて……。ジョージが監督してくれるんですよ。それが話し合いになって、デイヴ・フィローニの元に渡って、それからアクター、アニメーター、ライターといったスタッフの元に渡る。そうして出来上がったんです。だから『マンダロア包囲戦』(=ファイナル・シーズンで描かれるもの)は観ていて楽しい。意図をはっきり感じられるからです……。」
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)から幕を開けたスカイウォーカー・サーガの続3部作は、ルーカスの原案を棄却して製作。一方で「クローン・ウォーズ」は、デイヴ・フィローニがルーカスの意志に忠実に続けたシリーズで、ウィトワーも「ジョージ・ルーカスが手掛けた『スター・ウォーズ』として最後」と言う。
「ジョージの指紋がついた『スター・ウォーズ』は、もうこれが最後になっています。それをジョージ自身が気にってくれていると聞いて、本当に嬉しかった。『クローン・ウォーズ』の本シーズンのこれまでの流れも気に入ってくれるそうで、幸せです。だから、最終話も是非気に入って欲しい。それが一番大事なことですからね。」
「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」は、「ディズニー・デラックス」で配信中。ファイナル・シーズンの日本上陸が待たれるところだ。
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Source:SW Holocron