『スパイダーマン』新スピンオフ『マダム・ウェブ』、『トランスフォーマー/最後の騎士王』イザベラ役俳優が出演決定

『ヴェノム』シリーズや『モービウス』に続く、米ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』関連新作映画『マダム・ウェブ(原題:Madame Web)』に加わる新キャストが発表された。米Deadlineが報じている。
このたび、『マダム・ウェブ』への参加が明らかになったのは、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)でイザベラ役を演じたイザベラ・メルセド。現時点では、メルセドが演じるキャラクターは明かされていない。
以前は“イザベラ・モナー”の名前で出演作にクレジットされていたが、後にメルセドとして改名。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)『クリスマスに降る雪は』(2019)『スイートガール』(2021)などでも活躍している。『トランスフォーマー/最後の騎士王』のプロモーションでは来日を果たした。
メルセドは、DCコミックス原作の映画『バットガール(原題:Batgirl)』の主人公バーバラ・ゴードン/バットガール役の候補として名前が挙がっていたが、主役を『イン・ザ・ハイツ』(2021)のレスリー・グレースに譲り、マーベル作品でアメコミ映画デビューとなる運びとなった。
マダム・ウェブは、1980年11月に刊行された「The Amazing Spider-Man」#210にて初登場したキャラクター。神経筋疾患を患った盲目の老女で、移動や呼吸することさえ難しいマダム・ウェブは、蜘蛛の巣のような生命維持装置に身体を繋がれているという設定だ。しかし、“スパイダー・ヒーロー”たちの未来を予知したり、現実を透視したりといった能力を持っており、映画は「ソニー・ピクチャーズ版ドクター・ストレンジ」のような作品になると言われている。
マダム・ウェブ役で主演するのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズなどで知られ、『サスペリア』(2018)『ロスト・ドーター』(2021)などでも活躍するダコタ・ジョンソン。その他に、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019‐)などのシドニー・スウィーニーが不明の役で出演。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2020)でラッキー役を演じたセレステ・オコナーの参加も決定済みだ。
監督を務めるのは、「Marvel ザ・ディフェンダーズ」(2017)『コラテラル 真実の行方』(2018)などのS・J・クラークソン。『The Violent Heart(原題)』(2020)のケレム・サンガが初期草稿を執筆し、『モービウス』『キング・オブ・エジプト』(2016)などでコンビを組んだマット・サザマとバーク・シャープレスが脚本を担当する。
『マダム・ウェブ(原題:Madame Web)』は、2023年7月7日に全米公開予定。
▼ 『マダム・ウェブ』の記事
ラジー賞最低監督賞、コッポラが逆に感激コメントで懐の広さと皮肉見せる「リスク恐れる業界のルールに従わない」「偉大な監督と並べて光栄だ」 痺れる 2025年ラジー賞ノミネート発表、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が最多に 笑って流しましょうね 『マダム・ウェブ』ベン・パーカー役、アメコミ映画再演に消極的?「わからないです」 「観るのは好き」 『マダム・ウェブ』不振は「マスコミが酷評したから」とソニーCEO ─ 『クレイヴン・ザ・ハンター』失敗「理解できない、悪い映画ではないはずだ」 「メディアに破壊された」 『クレイヴン・ザ・ハンター』は本当にソニー『スパイダーマン』ユニバースの最後作なのか? ─ 「終わった」「終わってない」情報を検証 情報が錯綜
Source:Deadline