トビー・マグワイア、チャーリー・チャップリン役を演じる ─ 『ラ・ラ・ランド』監督新作で

『セッション』(2014)『ラ・ラ・ランド』(2017)のデイミアン・チャゼル監督による最新作『バビロン(原題:Babylon)』に、『スパイダーマン』シリーズでおなじみのトビー・マグワイアが出演していることが報じられたが、本作でチャーリー・チャップリン役を演じていることが明らかとなった。米Total Filmなど複数メディアが報じている。
『バビロン』の舞台は、サイレントからトーキー映画へ移り変わりつつあった1920年代のハリウッド。史実とフィクションを織り交ぜたR指定のオリジナル作品として複数キャラクターの栄枯盛衰が描かれ、内通者の間で本企画は「強化版『グレート・ギャツビー』」と呼ばれているという。
2022年4月25日〜28日(現地時間)に米ラスベガスで開催されたイベント・シネマコンにて上映された『バビロン』の初映像にて、マグワイアが伝説の喜劇俳優チャーリー・チャップリンを演じていることが判明。本作でマグワイアは製作総指揮も兼任している。
その他には、サイレント時代に活躍した俳優ジョン・ギルバート役で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のブラッド・ピット、俳優クララ・ボウ役で『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のマーゴット・ロビー、映画プロデューサーのアーヴィング・サルバーグ役で「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017‐)のマックス・ミンゲラ、俳優アンナ・メイ・ウォング役で『ラブストーリーズ コナーの涙』(2013)のリー・ジュン・リーが出演。
不明の役柄で『トロン:レガシー』(2010)のオリヴィア・ワイルド、『シンプル・フェイバー』(2018)のジーン・スマート、『レディ・オア・ノット』(2019)のサマラ・ウィーヴィング、『マルコヴィッチの穴 』(1999)や『her/世界でひとつの彼女 』(2013)などで監督を務めたスパイク・ジョーンズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストとして知られるフリー、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(2009-2017)のフィービー・トンキンらもキャストに名を連ね、豪華アンサンブルキャストとなっている。
チャゼル監督は脚本も兼任し、プロデューサーにはチャゼルの妻オリビア・ハミルトン、『フィフス・ウェイブ』(2016)マシュー・プルーフ、『ラ・ラ・ランド』のマーク・プラットらも参加。
『バビロン(原題:Babylon)』は2022年12月25日に米映画館での限定上映が行われ、その後に2023年1月6日より上映規模が拡大されていく予定だ。
Source:Total Film