トビー・マグワイア版『スパイダーマン』いじめっ子フラッシュ役ジョー・マンガニエロ、「2〜3年前に」マーベル映画のオファー受けていた

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)のデスストローク役などで知られるジョー・マンガニエロが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画への出演オファーを受けていたことがわかった。マンガニエロといえば、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』(2002)で主人公ピーター・パーカーのいじめっ子フラッシュ・トンプソンを演じていたが……。
2021年4月18日(現地時間)に開催された米イベントJustice Conにて、トム・ホランド主演のMCU版『スパイダーマン』シリーズ第3作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(原題)』でカメオ出演することに対して、その興味を訊かれたマンガニエロ。この質問は、マグワイア版『スパイダーマン』シリーズとアンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したキャストが、『ノー・ウェイ・ホーム』に帰ってくるという事実を踏まえた上で振られている。
これにマンガニエロは、「実は2〜3年前にマーベル映画で役をオファーされていたんです」と思いがけない回答を繰り出した。2〜3年前というから2018〜2019年頃だろうか。どのような理由でマンガニエロがオファーを辞退したのかは定かでないものの、「マーベルのコミックを読んで育ちましたし、もしこのユニバースに参加するなら、ふさわしい役であってほしいです」という話しぶりから察するに、オファーを受けたキャラクターが納得いくものでなかった可能性も考えられる。「時には、自分にふさわしい役を要求しなければいけないと思うんです」。
それではフラッシュ役の再演について、マンガニエロはどう思っているのだろうか。「フラッシュ・トンプソンとしての小さなカメオ出演ですか…どうでしょう。もっと重要な何かとか、しばらくできそうなものを演じたいです」とマンガニエロ。仮にフラッシュの再演でマーベル作品に再登場することになれば、マンガニエロが望むような「重要な」活躍は見込めなさそうだ。『スパイダーマン』出演当時は無名に等しかったマンガニエロも、今や熟練俳優である。カメオ出演とは言わず、主役級のキャラクターを務めるだけの器量は備わっているだろう。
ちなみにマンガニエロは、ピーター・パーカー役を演じたマグワイアが『ノー・ウェイ・ホーム』に登場するかもしれないという噂に対して、「夢中に」なっているとを明かしていた。「もしも噂が真実なら、どう仕上げてくれるのか本当に本当に気になっています」。
Source: Justice Con