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マーベル映画、2032年まで計画あり ─ 「マルチバース・サーガ」に続く新3フェーズ、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の影響を直接受ける

D23: THE ULTIMATE DISNEY FAN EVENT PRESENTED BY VISA - On Friday, August 9, 2024, at the Honda Center, KEVIN FEIGE (PRESIDENT, MARVEL STUDIOS)

マーベル・スタジオが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“マルチバース・サーガ”に続く新サーガをすでに計画していることがわかった。

ComicBook.comのインタビューにて、ケヴィン・ファイギ社長はMCUの今後の計画を尋ねられると「次なるサーガの3フェーズに取り組んでいます」と回答。『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』で幕を閉じる“マルチバース・サーガ”につづく、フェーズ7~9のストーリーを構想していることを明かした。

MCUは『アイアンマン』(2008)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までのフェーズ1~3で“インフィニティ・サーガ”を展開し、現在はドラマ「ワンダヴィジョン」(2021)から『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』までのフェーズ4~6を通じて描かれる“マルチバース・サーガ”のまっただなか。来たる『ファンタスティック4/ファースト・ステップ』がフェーズ6の開幕作となる。

もっとも現地メディア向けの記者会見にて、ファイギ社長は『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』をもってMCUを「リセット」する意向──その真意は定かでないが──を示している。注意すべきは、これがリブートではなくリセットで、あくまでも「単一のタイムライン」で行われることだ。

したがって、新たなサーガのファースト・フェーズ(フェーズ7)は、「現在の展開や『シークレット・ウォーズ』の影響を直接的に受けることになる」という。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で人類の半分が消滅し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で数人のヒーローが去ったことの影響があったように、次なるサーガにもマルチバース・サーガの要素が一部引き継がれることになりそうだ。

ちなみにファイギ社長が記者会見で語ったところによると、マーベル・スタジオには2032年までの7年間の計画があるとのこと。『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年12月に米国公開予定だから、その後の5年間は具体的な新サーガの構想がすでに存在するようだ。

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Source: ComicBook.com, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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