『バッドボーイズ フォー・ライフ』大ヒットに導いた気鋭監督コンビに、早くも「マーベルが会いたがっている」

映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』を全米大ヒットに導いた気鋭の映画監督コンビ、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーの才能が、マーベル作品で発揮されるかもしれない。マーベル・スタジオは早くもこの2人の獲得に向けて検討の意向があるようだ。
『バッドボーイズ フォー・ライフ』は、2020年1月17日に全米公開を迎えると、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』や、同日公開の『ドクター・ドリトル』など並み居る強敵を押さえて堂々の初登場1位を獲得。公開初週末の興行収入は5,920万ドルを記録した。これは歴代1月公開の作品の3日間成績のうち第2位となる成績で、全ソニー・ピクチャーズR指定作品における歴代最高のオープニング記録という快挙だ。
17年ぶりのシリーズ最新作を大ヒットに導いた アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーの元に、早くも次なる大仕事へのきっかけとなる機会が訪れようとしている。ベルギーのメディアHLNに2人が語ったところによれば、「マーベルが僕らと会いたがっている」とのこと。「特に具体的な映画やシリーズのため、というわけではないんですけど。」
アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督は、『ブラック(原題:Black)』がトロント国際映画祭にて高く評価された新鋭。犯罪ドラマ『スノーフォール』を手がけるなど、テレビドラマでも活躍していた。ハリウッドの大作映画としては『バッドボーイズ フォー・ライフ』が初作品となったが、いきなりの特大ホームランとなった。
ウィル・スミスとマーティン・ローレンス演じるマイアミ市警コンビをアディルとビラルがド派手にアップデートした『バッドボーイズ フォーライフ』には、米メディアも「圧倒的なアクション」「シリーズ最高傑作」との絶賛評価。もしもマーベル作品を手掛けることがあれば、ノリノリのアクションと共に新たな風を巻き起こしてくれそうだ。
なおアディルとビラルのコンビには、エディ・マーフィの伝説的シリーズ『ビバリーヒルズ・コップ』第4作となる最新作も、かねてより着目していた。『バッドボーイズ フォーライフ』の大成功を受け、こちらに新たな動きがあってもおかしくないだろう。間違いなく、ハリウッドの新たな寵児となりそうだ。
『バッドボーイズ フォーライフ』は2020年1月31日全国ロードショー。
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Source:HLN