『マーベルズ』は『アイアンマン3』エクストリミスの影響あり ─ 「見れば分かってもらえる」と監督

『キャプテン・マーベル』(2019)の続編『マーベルズ』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のあの映画からインスピレーションを得ているという。ニア・ダコスタ監督が明かしている。
米Colliderに登場したダコスタ監督は、2013年公開の『アイアンマン3』を「大好きです。マーベル映画の中でも指折りのベスト作品だと思います」と絶賛。「それだけでなく実際に、エクストリミス効果には大きな影響を受けました」と続けている。
ダコスタ監督が言及したエクストリミスとは、人間の遺伝子コードを書き換えることができるナノテクノロジーのこと。これを服用した者には超人的パワーが与えられる。『アイアンマン3』では、科学者のアルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)によって悪用され、“エクストリミス・ソルジャー”なる強化人間も生み出された。
エクストリミスからのインスピレーションを明かしたダコスタ監督だが、具体的な影響先については口をつぐんでいる。一方、監督のエクストリミス“効果”という呼び方は気になるところ。パワー発動時に体内を光らせるのがエクストリミスの特徴と言えるが、もしかすると能力描写の参考とされたのかもしれない。
実際に『マーベルズ』の予告編では、各ヒーローたちが攻撃時にそれぞれ違う色を帯びた光を放っているのが印象的。ともあれ、ダコスタ監督によれば映画を「見れば分かってもらえる」とのことだ。
映画『マーベルズ』は2023年11月10日(金)日米同時公開。
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Source:Collider